グーグーだって猫である 作品情報
ぐーぐーだってねこである
吉祥寺に住む天才漫画家の小島麻子(小泉今日子)。締め切りに追われ、徹夜で漫画を描き上げた翌朝、長年連れ添った愛猫のサバが亡くなる。サバを失った悲しみは大きく、麻子は漫画を描けなくなってしまう。そんな彼女を心配するアシスタントたち。ある日、麻子はペットショップで一匹の小さなアメリカンショートヘアーと出会う。彼女はその猫を連れ帰り、グーグーと名づける。これをきっかけに状況が好転。グーグーはアシスタント達にも可愛がられ、麻子に元気な表情が戻ってくる。そんなある日、避妊手術に連れて行く途中でグーグーが逃げ出してしまう。必死で探す麻子の前にグーグーを連れて現れたのは沢村青自(加瀬亮)。彼の姿に思わず見とれてしまった麻子は、今まで忘れていた気持ちを蘇らせる。後日、ナオミの彼氏マモル(林直次郎)のライブにアシスタント達と出かけた麻子は、そこで青自と再会。ライブ後の打ち上げで、気を利かせたナオミは麻子と青自を二人きりにする。青自の視線に心をときめかせながら話をする麻子。二人は徐々に距離を縮めていく。これをきっかけに青自は麻子の家を訪れるようになる。カメラを片手にグーグーを追いかける麻子と青自。幸せな日々が続く中、新作のアイデアを思いつき、麻子は半年振りにペンを取る。生き生きとした表情で語る彼女の姿に、ナオミも喜びの表情を隠せなかった。グーグーが来てからすべてが順調に回りだしていた。だがある時、新作の取材中に麻子が突然倒れる。病院に運ばれ事なきを得るが、数日後、麻子はナオミの家を訪れグーグーを預かってほしいと頼む。二つ返事でOKするナオミに、麻子は衝撃の告白をする。彼女は卵巣ガンを患っていたのだった……。
「グーグーだって猫である」の解説
『綿の国星』などで知られる漫画家の大島弓子。彼女が飼い猫との生活を綴った同名漫画を、「ジョゼと虎と魚たち」の犬童一心監督が映画化。一匹の猫と飼い主の漫画家を中心に繰り広げられる人間模様を、暖かな雰囲気の中に描き出す。出演は「空中庭園」で数々の映画賞を受賞した小泉今日子、「スウィングガールズ」の上野樹里。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2008年9月6日 |
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キャスト |
監督:犬童一心
原作:大島弓子 出演:小泉今日子 上野樹里 加瀬亮 林直次郎 伊阪達也 大島美幸 村上知子 黒沢かずこ 高部あい 柳英里紗 田中哲司 村上大樹 でんでん 山本浩司 江口のりこ 鷲尾真知子 りりィ マーティ・フリードマン 大後寿々花 楳図かずお 角川歴彦 井上伸一郎 椎名保 小林健一 小池里奈 黒田大輔 湊谷真優 武内由紀子 三浦卓造 小林さり 芹澤セリコ 徳納敬子 高村信 橋本三都子 土山紘史 Knerry Maccoti Yu-suke MITSU 顔田顔彦 村瀬香奈 松田沙紀 稲葉さゆり みやなおこ 黄田明子 窪田かね子 竹居正武 美坂公子 染谷恵二 丸山裕子 渡辺友裕 武田侑也 小野花梨 宮本侑芽 佐々木りお 湯川千里 鈴木理恵 青木千紗 飯田久美子 繁森由梨佳 木村奈美 廣瀬友紀 亜里奈 吉野愛子 平野智子 池田恵子 木本悦也 石山圭一 石丸裕祠 桝田充則 中山堅輔 槇村さとる 枡野浩一 石井利始 我妻義一 内田かずひろ 萩原收 大塚幸代 西魚リツコ 岩本麗子 成瀬智恵子 厨子哲 赤塚亮ニ 齋藤英一 山崎文雄 グーグー ゆううつ イシマツ タマコ サバ チャッピー ニャアニャア 内藤松吉 内藤梅子 はな子 小林亜星 松原智恵子 出演(声):田中哲司 占部房子 麻生侑里 |
配給 | アスミック・エース |
制作国 | 日本(2008) |
上映時間 | 116分 |
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ユーザーレビュー
総合評価:4.08点★★★★☆、14件の投稿があります。
P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2023-12-23
ラジオ深夜便私の人生手帖INTERVIEWは犬童一心監督,本篇見たいな少女コミックに嵌まった噺も伺えて興味津々。ベトナム戦争時にオキナワ米軍基地に米兵の死者が帰還する日々をTVニュースで観ていた世代,大人の愚行が延々と続く不条理感も。時代劇中村錦之助主演の沢村忠監督作品に少年ながらも惚れ込んだ!自由度の大きなジュブナイルな映画作品への期待感も募るんだ