カンフー・パンダ 作品情報
かんふーぱんだ
中国の山深くにある“平和の谷”。そこには、翡翠城の奥に眠る龍の巻物の奥義を得たものは史上最強の“龍の戦士”になれるという古くからの言い伝えがあった。その伝説を信じるパンダのポー(声:ジャック・ブラック)は、父親の営むラーメン屋を手伝いながら暮らしている。正義のヒーロー、マスター・ファイブのようにカンフーの達人になることがポーの夢だったが現実は厳しく、お腹はぶよぶよ、運動神経も全然ないありさまだった。そんなある日、極悪カンフー・ウォリアーのタイ・ラン(声:イアン・マクシェーン)が刑務所を脱獄、伝説の龍の巻物を狙ってこの村に向かっているという一報が入る。シーフー老師(声:ダスティン・ホフマン)の師匠であるウーグウェイ導師(ランダル・ダク・キム)は、タイ・ランに立ち向かう最強の戦士“龍の戦士”を選ぶため、急遽武術大会を開く。大勢の村人たちが見守る中、タイガー(声:アンジェリーナ・ジョリー)、ヘビ(声:ルーシー・リュー)、ツル(声:デイヴィッド・クロス)、モンキー(声:ジャッキー・チェン)、カマキリ(声:セス・ローガン)のマスター・ファイブの見事な武術が披露される。会場に入れなくなったポーは、爆竹をイスに仕込んで会場に飛び込むが、なぜかスタジアムのど真ん中、ちょうどウーグウェイ導師が“龍の戦士”を指したその指先に着地する。かくしてポーが“龍の戦士”に選ばれ、修行が始まった。ところが修行に全くついていけないポーに、シーフー老師はたちどころに限界を感じてしまう。そんなシーフー老師にウーグウェイ導師は、ただ信じるのみと告げるのだった。そうこうしているうちに、タイ・ランの魔の手が忍び寄ってくる。意を決したマスター・ファイブがタイ・ランに立ち向かう中、ポーの底なしの食欲に注目したシーフー老師は、ある秘策を思いつき……。
「カンフー・パンダ」の解説
カンフーマスターを目指すことになったパンダの修行の日々をユーモラスに描くドリームワークス製作のアニメーション。新鋭ジョン・スティーヴンソンとマーク・オズボーンが共同で監督。声の出演は「ナチョ・リブレ 覆面の神様」のジャック・ブラック、「卒業」のダスティン・ホフマンほか。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2008年7月26日 |
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キャスト |
監督:ジョン・スティーヴンソン
マーク・オズボーン
出演(声):ジャック・ブラック ダスティン・ホフマン アンジェリーナ・ジョリー イアン・マクシェーン ルーシー・リュー ジャッキー・チェン デイヴィッド・クロス セス・ローゲン ランダル・ダク・キム ジェームズ・ホン ダン・フォグラー マイケル・クラーク・ダンカン 山口達也 笹野高史 木村佳乃 中尾彬 MEGUMI 石丸博也 真殿光昭 桐本琢也 富田耕生 龍田直樹 高木渉 郷里大輔 |
配給 | アスミック・エース エンタテインメント=角川エンタテインメント |
制作国 | アメリカ(2008) |
上映時間 | 92分 |
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ユーザーレビュー
総合評価:4.24点★★★★☆、19件の投稿があります。
P.N.「オーウェン」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-05-14
最高に面白かった!!
初めはポーは、ただのデブのパンダなのだが、自分を変えたいと思い続け、最後には龍の戦士になるというもの。
ストーリーは単純明快なのだけど、ポーがとにかく可愛い。
デブのパンダが、ラストには愛らしいパンダに見えてくるから、とても不思議。
ただ、この映画、時間の流れが分かりにくい。
タイ・ランが収容されていた刑務所は、平和の谷からどのくらい離れていたのか?
タイ・ランが脱獄してから、谷に着くまでの時間は?
ポーの修業は何日間行われたのか?1日?2日?
最後まで見て、タイ・ランが哀れだった。褒めてもらえないマスター・タイガーが可哀想だった。
名前を忘れたけど、カメの師匠がかっこよかった。シーフー老師は「スターウォーズ」のヨーダみたい。
この映画、一応メッセージも含んでいる。
「龍の巻物」にそのメッセージはある。
まあ、ありきたりなメッセージではあるけれど、単純なメッセージほど響くこともあるよね、なんて思ってしまった(笑)。