船、山にのぼる 作品情報
ふねやまにのぼる
※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。
「船、山にのぼる」の解説
広島県北東部ダム建設の決定した村のユニークな試みを追うドキュメンタリー。監督は、「ニュータウン物語」の本田孝義。広島県の山々に囲まれた旧三良坂・吉舎・総領の3町にまたがる灰塚地域。ここにダム建設の話が持ちあがる。長い建設反対運動を経て美しいダム湖を残すためにダムエリアの再建が始まった。それが『灰塚アースワークプロジェクト』。そのひとつが建築家と美術家と写真家からなるユニット・PHスタジオの【森の引っ越し】をテーマとしたプロジェクト『船をつくる話』。伐採される木で60メートル大の船をつくり、山のてっぺんに移動させる壮大な計画。それが12年にわたる大仕事の始まりだった。ひとの想いもゆっくり引っ越して、村の真ん中の大きな木も大移動。村を流れる川のほとりに、500年前からある大きな木。村の人たちが『えみき』というムクの木が村を見下ろしている。森も木も人々の想いもゆっくり動きはじめたとき、えみきの引っ越しがはじまった。えみきの引っ越しは無事に済むのだろうか?! ダムに沈む村の谷間に船をつくり、ダムにたまった水で船を動かす??。前作「ニュータウン物語」で自分が育ったコミュニティを描いた本田孝義監督は、本作でひとつのコミュニティの中のアートプロジェクトを見つめる。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2008年4月5日 |
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キャスト | 監督:本田孝義 |
配給 | 戸山創作所 |
制作国 | 日本(2007) |
上映時間 | 88分 |
公式サイト | http://www.fune-yama.com/ |
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