シネマ歌舞伎 京鹿子娘二人道成寺 作品情報
しねまかぶききょうがのこむすめふたりどうじょうじ
紀州の道成寺。恋人安珍を追いかけ、恋しさのあまり大蛇と化した清姫によって焼き滅ぼされた釣鐘の代わりに、新しい釣鐘の供養が行われている。そこへ、白拍子花子(玉三郎・菊之助)が現れ、鐘を拝みたいと申し出る。舞を舞うことを条件に参列を許された花子は、さまざまに踊り始める。しかし花子は、実は清姫の怨霊で、安珍を匿い、自分との仲を隔てた釣鐘に恨みを残していたのだった。やがて花子の形相が変わり……。
「シネマ歌舞伎 京鹿子娘二人道成寺」の解説
歌舞伎を映画館で上映するシネマ歌舞伎シリーズの1本。歌舞伎舞踊の大曲『娘道成寺』を二人で踊る趣向の本作は、従来の『二人道成寺』を一新させる玉三郎の演出で話題となった2006年の作品。玉三郎が編集に参加し、映像ならではの工夫を加えて上映する。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2007年1月13日 |
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キャスト | 出演:坂東玉三郎 尾上菊之助 |
配給 | 松竹 |
制作国 | 日本(2006) |
上映時間 | 71分 |
ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。
P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2019-11-29
文化学園服飾博物館の能装束と歌舞伎の衣装展には松竹株式会社所蔵の歌舞伎衣装が並んで一際華やかだった。本篇の玉三郎が着た様な演目の衣裳も能の世界の装束も並び展示最終日は学生たち等で大いに賑わって