マイティ・ハート 愛と絆 作品情報
まいてぃはーとあいときずな
<9.11>の翌日、ダニエル(ダン・ファターマン)とその妻マリアンヌ(アンジェリーナ・ジョリー)は、パキスタンに到着した。二人はジャーナリスト同士であり、ウォール・ストリート・ジャーナルの特派記者であるダニエルは、アルカイダと関わりある人物との接触を試みようとしていた。この取材を終えた後は、妊娠5ヶ月の妻とともに帰国する予定だった。しかし、予定の時刻を過ぎてもダニエルは戻らなかった。行方不明となった真相を探るため、アメリカ領事館の外交保安担当者をはじめ、パキスタンのテロ対策組織のリーダー、ウォール・ストリート・ジャーナルの上司、そしてFBI捜査官などが次々にマリアンヌのもとへ集まってきた。やがて、現地の新聞にはダニエルをスパイ扱いする記事が掲載され、拘束された写真がメールで送られてくる。記者を装ったCIAのスパイとして誘拐され、人質となっていたのだ。犯人側は身柄の引き渡しと交換にジェット機を要求してきた。夫のスパイ容疑をはらすために、テレビ出演するマリアンヌは訴える。「私は6日間、眠っていませんが、まだ希望はあります。彼を愛しています」次第に、ダニエルの足取りが解明されていく。浮かび上がってきたのは、パキスタンのテロ組織だった。ダニエルはテロリストによって誘拐され、「価値の高い人質」とされてしまったのだ。不安と焦燥の中でも、気丈に振る舞うマリアンヌ。しかし、FBIによる必死の捜索の甲斐もなく、ダニエルが処刑される模様を撮影したビデオが届く。世界で最も愛する夫を失ったマリアンヌは慟哭する。翌日、その事実を報告するためもういちどテレビ出演するマリアンヌ。それは、自身もフランスのラジオ局で記者をつとめていた彼女の矜持だった。やがて、ひとりで出産を終えた彼女は、生まれた息子にアダムと名付ける。それは、生前のダニエルと決めていた名前だった。
「マイティ・ハート 愛と絆」の解説
ジャーナリストの夫をテロ組織に誘拐された身重の妻が過ごした30日を描くヒューマン・ドラマ。原作は、実在の事件を当事者である妻が真相を綴ったノンフィクション。その書籍に出会ったブラッド・ピットが自身の製作会社で映画化を企画し、プロデューサーを務めている。主演は、ピットのパートナーであるアンジェリーナ・ジョリー。その夫であるダニエル役は、脚本家として「カポーティ」を手掛け、俳優としては「イナフ」のダン・ファターマン。監督は、「グアンタナモ、僕たちが見た真実」のマイケル・ウィンターボトムが、プロデューサーであるピットからの指名を受けてメガホンをとった。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2007年11月23日 |
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キャスト |
監督:マイケル・ウィンターボトム
原作:マリアンヌ・パール 出演:アンジェリーナ・ジョリー ダン・ファターマン アーチー・ポアンジャビ イルファン・カーン ウィル・パットン デニス・オハラ アドナン・シディキ ゲイリー・ウィルメス |
配給 | UIP |
制作国 | アメリカ(2007) |
上映時間 | 108分 |
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ユーザーレビュー
総合評価:3点★★★☆☆、2件の投稿があります。
P.N.「はぐ」さんからの投稿
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2007-11-28
登場人物のつながりが、きちんと把握できないと、なんだかよく分からないまま進んでしまいそう。できれば前持って予習しておく事をおすすめします。