ブラッド(2006) 作品情報

ぶらっど

敏腕記者セイディー・ブレイク(ルーシー・リュー)のもとに同僚のイーサンから連絡が入り、彼女がカルト集団絡みで取材した若い娘・トリシアの電話番号が、実はガセだったことが判明する。電話番号を手がかりに調べを進めたイーサンは、あるホームページにたどりつき、「摂食は今夜始まる」という謎の文面と、隠された透明の地図を見つける。そんな中、セイディーが取材したトリシアの無残な死体が発見され、トリシアの父であるローリンズ刑事(マイケル・チクリス)は愕然とする。胸騒ぎを覚えたセイディーがイーサンのアパートに向かうと、何者かに襲われ、気絶する。彼女が目覚めると、そこはカルト集団のアジトだった。ビショップ(ジェームズ・ダーシー)、イヴ(カーラ・グギーノ)、東洋人のポー(マコ)はセイディーにイーサンの生首を見せつけ、彼女の血を吸った。彼らは人間社会に紛れて生きる、ヴァンパイア集団だった。鏡には映らなくなり、強烈な飢えからくる禁断症状からホームレスの中年男性を殺して血を吸い、人間でなくなったことを痛感した彼女は、自動車が激しく行き交う道路に飛び込む。気がつくと血だらけの彼女を謎の男アーチュロが介抱していた。彼もまたビショップを追っており、セイディーに銀製のボウガンを渡す。ビショップらの陰謀を阻止するため立ち上がったセイディーは、イヴやポーとの戦いの中で、アーチュロは彼らの元支配者でビショップに追い出されたことを知る。娘をビショップに奪われたローリンズ刑事はセイディーと接触。そこでセイディーはローリンズに、自分がビショップを殺す代わりに自分を殺すよう頼む。二人は敵地へ乗り込むが、セイディーは捕らわれて逆さ吊りにされ、ローリンズは死んだはずのトリシアと再会する。二人はビショップを倒せるのか…。

「ブラッド(2006)」の解説

取材中に突如襲撃され吸血鬼となった女性敏腕記者が、そんな体にしたヴァンパイア集団に復讐するアクション・ホラー。監督は「ゴシカ」などの脚本を手がけた「裏切りのKiss」のセバスチャン・グティエレス。出演は「キル・ビル」のルーシー・リュー、「ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]」のマイケル・チクリス、「マスター・アンド・コマンダー」のジェームズ・ダーシーほか。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2007年8月11日
キャスト 監督セバスチャン・グティエレス
出演ルーシー・リュー マイケル・チキリス ジェームズ・ダルシー カーラ・グギノ
配給 リベロ
制作国 アメリカ(2006)
上映時間 98分

ユーザーレビュー

総合評価:4.5点★★★★☆、2件の投稿があります。

P.N.「アリスとテレス」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2007-10-22

ルーシー姉さんの吸血鬼物ですが、なかなかいい雰囲気を出してます。アクションは地味ですが、ヴァンパイアになった悲しみはよく表現されてます。ただし、人間関係が不鮮明で敵のヴァンパイア集団が理解しにくいのが惜しい。

最終更新日:2022-07-26 11:03:36

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