P.N.「オーウェン」さんからの投稿
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2023-12-16
リドリー・スコット監督にしては、非常に珍しいラブロマンスの作品だ。
仕事人間の男性が、真の人生に目覚める温かい物語のテーマは、ロハス。
隠し味は伝説のワインだ。
主人公の少年時代を演じるハイモア君は、絶品だが、成長してクロウになるのが、どうも疑問。
おまけに、なぜ彼が仕事と金儲けしか、興味がない人間になったかを描き忘れている有様だ。
物語的には欠点が目につくものの、リドリー・スコット監督らしさは、シネスコープでとらえた美しいワイン畑の映像に垣間見えましたね。