リサイクル 死界 作品情報
りさいくるしかい
チョイチュンというペンネームでベストセラー作家となったディンイン(アンジェリカ・リー)は、最新作で心霊体験を主題とすることを公言する。ところが、「鬼域」と題された新作は、いまだ主人公の設定すらも出来ていない状態にあった。焦るディンインにとっては、偶然再会した昔の恋人の存在も、心を迷わせるだけのものに過ぎない。ディンインは、創作のため、短いメモを書いては捨てることを繰り返していく。「主人公は長い髪で……」「バスルームに人影が……」「ある晩、無言電話が三回……」時を同じくして、ディンインの周囲では怪奇現象が起こり始める。台所に落ちている長い髪、誰もいないはずの部屋で感じる人の気配、不審な電話。捨てたはずのメモと同じ出来事が、ディンインの身にふりかかってくる。ディンインは、部屋を訪ねてきた恋人を拒み、そこから逃れるかのように、創作活動に没頭していく。そして、ある日、ディンインは、またもメモに書いた通りの出来事を体験する。「エレベーターが七階で止まる。通路の先には……」通路の先でディンインを待っていたのは、廃墟の世界だった。その世界でディンインは、一人の老婆と出会う。老婆は、この世界は、ディンインが創りあげ、捨て去った世界だと語り始める。だが、ディンインにとっての恐怖は、まだ始まったばかりだった。
「リサイクル 死界」の解説
人間の精神の奧に潜む恐怖を描き出すアジアン・ホラー。監督は、「The EYE【アイ】」の兄弟監督、オキサイド・バンと、ダニー・バンのバン・ブラザース。ヒロインの女流作家ディンインには、「Betelnut Beauty」で2001年ベルリン国際映画祭最優秀新人賞を受賞したアンジェリカ・リー。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2007年6月23日 |
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キャスト |
監督:オキサイド・パン
ダニー・パン
出演:アンジェリカ・リー ラウ・シウ・ミン ローレンス・チョウ ティエン・ケイケイ |
配給 | UIP |
制作国 | 香港 タイ(2006) |
上映時間 | 108分 |
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