ベロニカは死ぬことにした(2005) 作品情報
べろにかはしぬことにした
退屈な人生にうんざりして、自ら命を絶とうとしたトワ(真木よう子)。風変わりなサナトリウムで目覚めた彼女に、院長(市村正親)は、「あと7日間の命」と宣告する。院内では、風変わりな人々が隔絶された独特の世界で毎日をすごしている。理想と現実の狭間で自分を追い詰めてしまった元・弁護士ショウコ、愛しすぎてバランスを失った主婦・サチ、完治後も狂気の世界に安住し続けようとする往年の大女優・紅子。院長とともに彼らを見守る婦長の姿も、どこか普通ではない。トワを心安らかに逝かせようと、周囲の人々が接触を避けるなか、絵描きになる夢を忘れられず、言葉を失ってしまったクロード(イ・ワン)だけは、トワに共感する。最初は戸惑い、混乱するトワだったが、おいしいものを食べること、楽しむこと、好きな格好をすること、美しい音楽を奏でる喜び、満ち足りたセックス、人生を彩る愛しいものすべてが彼女を変えてゆき、やがて生への欲求が芽生えてくる。身近に迫った死をきっかけに、退屈だったはずのトワの人生が輝きはじめるのだった。
「ベロニカは死ぬことにした(2005)」の解説
世界120カ国以上で翻訳された人気作家パウロ・コエーリョの同名小説を、設定を日本に置き換え映画化。風変わりなサナトリウムを舞台に、自殺願望をもつ少女が様々な患者と出会い、心に変化が訪れてゆく人間ドラマ。監督は「渋谷怪談」の堀江慶。出演は「パッチギ!」の真木よう子と韓国若手俳優のイ・ワン。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2006年2月4日 |
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キャスト |
監督:堀江慶
原作:パウロ・コエーリョ 出演:真木よう子 イ・ワン 風吹ジュン 中嶋朋子 荻野目慶子 田中哲司 片桐はいり 多岐川裕美 淡路恵子 市村正親 |
配給 | 角川映画 |
制作国 | 日本(2005) |
上映時間 | 107分 |
公式サイト | http://www.kadokawa-pictures.jp/official/veronica/ |
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ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。
P.N.「水口栄一」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2020-06-03
ベロニカは死ぬことにしたを観た。生きることを真摯な姿勢でとらえている。素晴らしい映画だと思った。真木よう子さんが大好きだった。