西瓜 作品情報
すいか
極限状態の水不足が続く台湾の街。テレビでは毎日のように節水方法を紹介し、渇きを癒す最良の手段として西瓜ジュースを飲むように奨励している。帰国したばかりのシャンチー(チェン・シャンチー)も、水不足に備えるべく西瓜ジュースをつくっている。そんなある日、偶然にも昔路上で腕時計を買ったことがあるシャオカン(リー・カンション)と遭遇。鍵を失くしてしまったスーツケースを開けてもらおうと、シャンチーは彼を部屋に招待する。ふたりはお互いに心惹かれる何かを感じ、一緒に時を過ごし、少しずつふたりの距離が近づいていく。しかしシャオカンには、どうしても彼女に告げられない秘密があった。実は、腕時計売りからAV男優に転職したのだった。しかも、偶然に再会したシャンチーに招待された彼女の部屋は、彼の撮影現場と同じマンションだった。階段に身を隠し、逃げ回り、ビデオレンタル屋では自分の出演したAVのビデオが見つからないよう悪戦苦闘。彼女に見せる涼しげな態度とは裏腹に、心の中では叫び声をあげている。そんなシャオカンの努力も空しく、シャンチーはマンションで見かける怪しい人たちや借りてきたビデオに映る彼の姿に、疑惑の念を抱き始める。
「西瓜」の解説
意識する女性に自分がAV男優であることをひた隠しにする男の悪戦苦闘を描くラブストーリー。監督は「河」「楽日」のツァイ・ミンリャン。出演は「ふたつの時、ふたりの時間」のチェン・シャンチー、「楽日」のリー・カンション、「青春神話」「迷子」のルー・イーチン。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2006年9月23日 |
---|---|
キャスト |
監督:ツァイ・ミンリャン
出演:チェン・シャンチー リー・カンション ルー・イーチン ヤン・クイメイ 夜桜すもも |
配給 | プレノンアッシュ |
制作国 | 台湾(2005) |
上映時間 | 112分 |
ユーザーレビュー
レビューの投稿はまだありません。
「西瓜」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。