予言(2004) 作品情報

よげん

実家からの帰り道、立ち寄った電話ボックスで幼い娘・奈々の死を報じる新聞記事を発見した大学講師の里見。その直後、彼の目前で奈々の乗る車に大型トラックが衝突した…。それから3年、娘を失ったショックから立ち直れず、妻・綾香とも離婚し、すさんだ生活を送る里見の前に、再び”新聞“が届いた。そこには、現在、彼が勤務する高校の教え子・沙百合の死が報じられ、果たして沙百合は記事通り、通り魔に殺されてしまう。どうやら、その新聞はこれから起こる事件や事故を予告するものらしい。里見は、娘の事故以来、大学に残り新聞の謎を追っていた綾香と協力して、事の真相を突き止めるべく、彼と同じように恐怖新聞に取り憑かれた人々の調査を開始する。だが、そのいずれもが壮絶な死を迎えていた。予言を書き続け予言と共に滅びた少年、予告された未来を変更した為に黒い影となって消えた鬼形老人――。そんな中、里見のもとに綾香の死を予告する新聞が届く。無我夢中で綾香を助ける里見。しかし、未来を変えてしまった以上、彼もまた鬼形と同じ運命を辿るのか? だが、彼はどうせ死ぬ運命ならばと、時間と空間を飛び越えて事故のあった夜へと向かうと、自ら犠牲となり奈々を助け出すのであった。ところが、その奈々のもとに新たな新聞が届けられる。

「予言(2004)」の解説

事件や事故を予告する新聞に取り憑かれた男の運命を描いたホラー。監督は「案山子 KAKASHI」の鶴田法男。つのだじろう原作の漫画『恐怖新聞』を基に、「CROSS」の高木登と鶴田監督が共同で脚色。撮影を「ムーンライト・ジェリーフィッシュ」の栢野直樹が担当している。主演は、「月の砂漠」の三上博史と「ムーンライト・ジェリーフィッシュ」の酒井法子。尚、本作は『J・ホラー・シアター』第2弾作品として製作され、「感染」と同時公開された。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2004年10月2日
キャスト 監督鶴田法男
原作つのだじろう
出演三上博史 酒井法子 堀北真希 吉行和子 山本圭 小野真弓 井上花菜 鶴水瑠衣 足立学 伴大介 出光秀一郎 山路和弘 溝口遊人 寺十吾 浦口直樹 高橋洋 荒井眞理子 藤真美穂 小林徳司
出演(声)向井政生 広重玲子 高野貴裕 諏訪太朗
配給 東宝
制作国 日本(2004)
上映時間 94分

ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「水口栄一」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2020-06-15

予言を観た。この映画はとても悲しいストーリーだが、決して飽きさせない。いつまでも記憶に残っている。素晴らしい作品だ。三上博史さんの演技は抜群だ。酒井法子さんは美しすぎる。大好きだ。

最終更新日:2022-07-26 11:03:38

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