風の残響 作品情報
かぜのざんきょう
その山の頂を目指す者は神隠しに遭うという説話がある村。失踪した母親の帰りを待ち続ける少女と、彼女を見守ってきた少年は、永遠に寄り添い合っていられると信じていた。だがそんな矢先、少女が行方不明になる。冬の終わりの田舎町。地元の中学校に通う晃治は、幼なじみの小夜子にほのかな恋心を抱いていた。小夜子には、幼い頃に母親が失踪したという悲しい過去があった。ある風の強い日、突然小夜子が行方不明になる。あまりのことに現実を受け入れられない晃治は、小夜子は必ず帰ってくると信じ、来る日も来る日も待っていた。しかし事態は深刻になっていく。やがて晃治は、小夜子が抱いていた切ない想いに気がつくのだが……。
「風の残響」の解説
映画美学校ノンフィクション4期高等科の準スカラシップ作品。撮影と制作に1年以上を費やし、自然の無限的な変化を丁寧に捉えた詩情に満ちた人間ドラマ。監督は、「ふくしゅう」「つもっていく」の幸修司。出演は、テレビドラマ版『世界の中心で愛を叫ぶ』の本仮屋ユイカ、ベテラン俳優・大杉漣など。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2004年9月25日 |
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キャスト |
監督:幸修司
出演:本仮屋ユイカ 嶋崎徹 前田綾花 大杉漣 中山弓 小山創 鈴木達也 竹山奈歩 |
制作国 | 日本(2003) |
上映時間 | 58分 |
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