人生は、時々晴れ 作品情報

じんせいはときどきはれ

タクシー運転手のフィル(ティモシー・スポール)は、スーパーで働く内縁の妻ペニー(レスリー・マンヴィル)、問題児の息子ローリー(ジェームズ・コーデン)、娘レイチェル(アリソン・ガーランド)と、集合住宅で質素な生活を送っている。だが今では家族4人が心から語り合うことはなかった。同じ住宅に住むフィルの同僚ロン(ポール・ジェッソン)には、アルコール中毒の妻キャロル(マリオン・ベイリー)と、反抗的な娘サマンサ(サリー・ホーキンス)がいる。ペニーの同僚モーリン(ルーズ・シーン)は、娘のドナ(ヘレン・コーカー)が、暴力的なジェイソン(ダニエル・メイス)の子供を身篭もっていることに気づく。それぞれの家族に深刻な事情があり、皆孤独感を抱いていた。そんなある日、フィルは仕事中にふらふらと海を見に行く。しかしその頃、ローリーが発作で病院に担ぎこまれていた。面会時間ぎりぎりで病院に到着したフィルを、ペニーは激しく責めるが、打ち拉がれるフィルは初めて自分の深い孤独を告白する。やがて家族はそれぞれ本音を語り合い、失いかけていた絆を取り戻すのだった。

「人生は、時々晴れ」の解説

サウス・ロンドンの集合住宅に住む人々の喪失感と再生の物語。監督・脚本は「キャリア・ガールズ」のマイク・リー。撮影はリー作品の常連、ディック・ポープ。音楽は「秘密と嘘」のアンドリュー・ディクソン。美術もリー作品の常連、イヴ・スチュアート。編集は「ラスベガスをやっつけろ」のレスリー・ウォーカー。出演は「秘密と嘘」「バニラ・スカイ」のティモシー・スポール、「秘密と嘘」のレスリー・マンヴィル、「恋はハッケヨイ!」のアリソン・ガーランド、「ハロルド・スミスに何が起こったか?」のジェームズ・コーデン、「ヴァーチャル・セクシュアリティ」のルース・シーンほか。2003年ロンドン批評家協会賞英国映画賞受賞。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2003年6月21日
キャスト 監督マイク・リー
出演ティモシー・スポール レスリー・マンヴィル アリソン・ガーランド ジェームズ・コーデン ルース・シーン ヘレン・コーカー ポール・ジェッソン マリオン・ベイリー サリー・ホーキンス ダニエル・メイズ ベン・クロンプトン
配給 アミューズピクチャーズ
制作国 イギリス フランス(2002)
上映時間 128分
公式サイト http://www.tokidokihare.com/

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最終更新日:2024-04-15 11:18:21

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