トスカ(2001) 作品情報
とすか
1800年、ナポレオンのイタリア遠征で揺らぐローマ。脱獄してきた国事犯アンジェロッティ(マウリツィオ・ムラーロ)は礼拝堂に身を隠していた。同じ場所では、画家カヴァラドッシ(ロベルト・アラーニャ)がマリア像を制作している。二人が去ったあと、アンジェロッティを追ってきた警視総監スカルピア(ルッジェーロ・ライモンディ)が登場。来合せたカヴァラドッシの恋人の歌姫、トスカ(アンジェラ・ゲオルギュー)から事情を探ろうとする。やがてスカルピアはカヴァラドッシを連行し、拷問。それを目の前にしたトスカは彼の悲鳴に耐え切れず、アンジェロッティの隠れ場所を洩らしてしまう。その時、ナポレオン侵攻の報が入り、カヴァラドッシは勇躍し、投獄。トスカは襲いかかるスカルピアをナイフで刺し殺す。まもなく死刑が決まるカヴァラドッシ。トスカはこれは一芝居打つつもりであり、形式だけの処刑であることを彼に告げる。ところがカヴァラドッシは、本当に処刑されてしまった。気が動転して泣き崩れたトスカは、スカルピアの死体を発見した部下たちに捕らえそうになり、屋上から身を投げるのだった。
「トスカ(2001)」の解説
情熱的な歌姫と恋人の画家が、動乱の時代の中で巻き込まれる悲劇を描く。イタリアオペラの代表的作品、プッチーニの『トスカ』の完全映画化。監督は「シングル・ガール」のブノワ・ジャコ。衣裳は「リディキュール」のクリスチャン・ガスク。出演はオペラ界で活躍するアンジェラ・ゲオルギュー、ロベルト・アラーニャ、「カルメン」のルッジェーロ・ライモンディほか。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2002年10月12日 |
---|---|
キャスト |
監督:ブノワ・ジャコ
原作:ヴィクトリエン・サルドウ 出演:アンジェラ・ゲオルギュー ロベルト・アラーニャ ルジェロ・ライモンディー マウリツィオ・ムラーロ エンリコ・フィッソーレ デイヴィッド・カンジェロージ ソリン・コリバン グウィン・ハウエル ジェイムズ・サヴィッジ・ハンフォード |
配給 | アルシネテラン |
制作国 | フランス ドイツ イタリア イギリス(2001) |
上映時間 | 126分 |
ユーザーレビュー
レビューの投稿はまだありません。
「トスカ(2001)」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。