ダンボール・ハウス・ガール 作品情報
だんぼーるはうすがーる
アメリカに渡って自由に生きる為、コツコツと貯金してきたOLの杏。目標の500万が貯まり、いよいよ明日は機上の人となる筈が、なんと全財産を空き巣に盗まれてしまった! 仕事は退職、アパートも解約、しかも頼れる筈の彼氏に女がいたことが発覚。こうして、身寄りの無い彼女はホームレス生活を送るハメに。そんな彼女が行き着いた先は、バラック教会の下に広がる空き地。そこで彼女は、段ボール生活を送るトムたちの仲間に入れてもらう。生活費を稼ぐ為、テレクラのバイトやかつての教え子であるあゆみの家庭教師を始める杏。やがて、そんな何ものにもとらわれない生活の中で自身を見つめ直すこととなった彼女は、今までの自分が心のホームレスであったことに気づき、心を解放しようとする。だが、はみ出した人間にこの国の人たちは冷たかった。若者たちの襲撃、そしてサラリーマンからの罵声。しかし、傷つきながらも仲間と支え合い再生した杏は、本当の自由を求めてアメリカへ旅立つのだった。
「ダンボール・ハウス・ガール」の解説
ホームレス生活を送ることになってしまったOLが、自分自身を見つめ直していく姿を描いたドラマ。監督は「デボラがライバル」の松浦雅子。97年度新潮新人文学賞受賞の萱野葵原作を基に、松浦監督と「あしたは きっと…」の高橋美幸が共同で脚色。撮影監督に「真夜中まで」の篠田昇があたっている。主演は、映画初出演となる米倉涼子。尚、本作は面白そうなもの時代のニーズを捉えているものというコンセプトで製作される『Q FRONTムービー』の第1弾作品として、製作・公開された。HD24Pからのキネコ。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2001年10月6日 |
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キャスト |
監督:松浦雅子
原作:萱野葵 出演:米倉涼子 吉田日出子 伴杏里 櫻田宗久 黒沼弘己 P. J. 加藤四朗 森下能幸 原金太郎 モニーク・ローズ 樹木希林 山村美智 ブラザートム 本間しげる 大倉孝二 鈴木一功 加瀬亮 掛田誠 有福正志 平岩紙 川屋せっちん 朴本早紀子 東海林愛美 今井隆 大槻修治 近藤公園 桂木宣 一本気伸吾 鯉沼トキ 梶田翔 赤池公市 関口あきら おぞねせいこ 林伸子 伊藤大昌 仁科俊晴 峰野勝成 内野智 諏訪部仁 |
配給 | シネカノン=Qムービー |
制作国 | 日本(2001) |
上映時間 | 100分 |
ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。
P.N.「水口栄一」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2020-06-09
ダンボールハウスガールを観た。こんなに面白い映画はないと思った。とにかくストーリーにどんどん引き込まれていく。米倉涼子さんは演技力が抜群だ。とびっきりの美人だ。大好きだった。これは一見の価値があると思う。