恐怖学園 作品情報

『霊界からの転校生』夏休み最後の日。転校生が来ていると聞いて、仲良しの亜紀、美和と学校へ向かった響子は、そこでひとりの見知らぬ少女・沙耶と出会う。だが、他のふたりは沙耶の存在に気づかないらしい。さて、沙耶が転校生だと思い込んだ響子は、立入禁止の体育館倉庫で沙耶と遊ぶが、実は沙耶はかつて倉庫で死んだ転校生の幽霊だったのである。そんなこととは知る由もない彼女は、沙耶の幽霊によって沙耶と同じ目に遭わされてしまう。『呪われた理科室』夏休み。とある公立中学校の水泳部に所属している春、千里、恵利子の3人は、部活を真面目にやらなかった罰としてプールサイドの居残り掃除を命じられるが、そこで春が「ある私立中学校の理科室に、20時35分になると顔の皮を剥ぎ取られて殺された女子中学生の幽霊が現れるという噂があり、その真相を突き止めるべく理科室潜入を試みた3人の中学生・涼、史織、百恵が、翌日、無残な死体となって発見された」という怪談話をし始めた。話のあまりのリアルさに、震え上がる千里と恵利子。そんなふたりを見て、春はその話が嘘だとネタばらしするのだが、その直後、千里が何者かによってプールに引きずり込まれてしまう。『死神少女』夏休みの部活に行く途中、校門でカラスの死骸を見つけた新体操部の女子高生・香澄。何故かそれが気になって仕方がない彼女は、練習中に先輩・里菜の耳から血が流れ落ちているのを目撃し、部活終了後、女子トイレの中に閉じ込められ、同じように耳から大量の血を流し行方不明になってしまう。そんな彼女を心配して捜す友人の蛍は異様な胸騒ぎを覚えるが、その頃、線路にカラスの死骸を見つけた里菜もまた、吸い込まれるように入線してきた電車に轢かれてしまう。