A・LI・CE(2000) 作品情報
ありす
西暦2000年。16歳の少女・亜利寿を乗せ、月へ向かっていたシャトルが墜落した。スチュワーデスロボット・SS1Xと共に脱出し、居合わせた少年・ユアンに助けられた彼女は、しかし自分が30年後の世界にタイムスリップしたことを聞かされ愕然となる。30年後の未来世界、そこは独裁者・ネロが作り出したコンピュータ・SS10Xによって支配された恐ろしい世界だった。廃虚と化した村の新聞社で、亜利寿は2015年に自分が最年少で科学アカデミーこそがネロがいる「キングダム」だった。タイムスリップの謎を解く鍵がキングダムにあると睨んだ亜利寿たちは、早速キングダムへ向かうが、その途中、ネロに抵抗する解放軍に捕らえられてしまう。解放軍の地下シェルターに連行された彼らは、そこで科学者・ニコライに亜利寿がネロの母親であるという衝撃の事実を教えられる。実は、ニコライはキングダムで眠り続けている2030年の亜利寿の代わりに、2000年の亜利寿をSS10Xと対決させようと彼女を過去から呼び寄せたのであった。ユアンを人質に、人類の平和の為と称し亜利寿にSS10Xへのハッキングを強要するニコライ。だが、彼の真意は亜利寿を利用してネロを倒し、自らの名を歴史に刻むことにあったのだ。それを知ったユアンとSS1Xは、タイムワープマシンを強奪して亜利寿を元の世界に帰そうとするが、亜利寿はネロとの接見を望んだ。キングダムに潜入し、ネロとの対面を果たす亜利寿。そこで、彼女は「本当の空が見たい」と言い残し自殺した親友・ユミの言葉に縛られていた自分の脳がネロによってSS10Xと接続され、間違って方法でこの世を支配していたという真相を知りショックを受ける。ところが、そこへニコライが乗り込みSS10Xを破壊してしまった。SS10Xを破壊してしまった。SS10Xを破壊してしまった。SS10Xと共に崩れゆくキングダム。ユアンとSS1Xが掩護する中、ネロと別れを告げタイムワープマシンに乗り込んだ亜利寿は、無事2000年の世界に帰還すると、未来の世界をユアンたちが住み易いものに変えていくことを心に誓うのであった。
「A・LI・CE(2000)」の解説
独裁者が支配する未来世界にタイムスリップした少女が、人類の平和の為に宿命の闘いを展開するフル3DCGによる長篇SFアニメーション。監督は、本作が劇場用初監督作品となる『サーフサイドハイスクール』の前島健一。伊藤伴雄と吉本昌弘による原案を基に、「パ★テ★オ」の吉本昌弘が脚本を執筆している。声の出演は『Iain』の清水香里。尚、本作は最新プロジェクターシステム「デジタルライトプロセッシング」(DLP)によるフイルムレス上映技術の完成品として、世界で初めて一般公開された作品である。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2000年2月5日 |
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キャスト |
監督:前島健一
出演:清水香里 福田記子 大橋明 雨川景子 海帆なつみ 井鍋信治 浜田大介 出演(声):清水香里 鈴木千尋 國府田マリ子 堀川亮 宮村優子 立木文彦 高乃麗 菊池祥子 五十嵐麗 |
配給 | ギャガ・コミュニケーションズ |
制作国 | 日本(2000) |
上映時間 | 85分 |
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