リング0 バースデイ 作品情報

りんぐぜろばーすでい

昭和43年。超能力者だったがために、化け物扱いされて育った山村貞子。18歳になった彼女は、母・志津子の死をきっかけに上京し、劇団・飛翔の研究生になっていた。ところが、彼女の入団以降。劇団内には不穏な空気が漂いはじめ、ある日、看板女優の愛子が稽古中に謎の死を遂げてしまう。愛子の代役として主役に抜擢されたのは貞子だった。団員たちは彼女を奇異な目で見るようになるが、唯ひとり貞子に優しくしてくれたのが、音響効果を担当する遠山。貞子は、遠山にほのかな恋心を抱くようになる。その頃、中央日報の記者・宮地は、30年前の志津子の公開実験について調査していた。実は、その公開実験に立ち会った記者たちが謎の死を遂げており、彼女はその真相を解明しようとしていたのだ。ようやく貞子の居所を突き止めた彼女は、団員の悦子に接触。公開実験の模様を録音したテープを渡し、公演中にそれを会場に流すように指示する。舞台初日、たくさんの観客が見守る中、幕が上がった。そして、貞子が舞台に現れたその時、果たして公開実験のテープが流れ始めた。忌わしい過去の記憶が脳裏に蘇り、苦しむ貞子。それは、あたかも公開実験の再現のようでもあった。パニックに陥った貞子は、図らずも超能力で居合わせた伊熊博士の弟子の久野を殺害。その後、彼女は恐ろしくなった団員たちによって殺されてしまう。だが、事態はそれで終わったわけではなかった。貞子には、もうひとり分身がいたのだ。宮地の指示で、貞子の死体と共に伊熊博士が隠遁する静岡県へ赴く団員たち。彼らは、そこで分裂したもうひとりの貞子殺害を企てる。ところが、再生した貞子は団員を次々に血祭りにあげていった。薫が、遠山が、悦子が、そして宮地までもが殺されていく。自らの邪悪な力に嘆く貞子を憐れんだ伊熊博士は、彼女を井戸の中に突き落としてしまう。冷たい闇の中、貞子は愛する遠山の名を叫び続けた…。

「リング0 バースデイ」の解説

「呪いのビデオ」のヒロイン・貞子の死に迫る、モダンホラー・シリーズの第3弾。監督は「ゴト師株式会社2」の鶴田法男。鈴木光司の短編『レモンハート』を基に、「リング2」の高橋洋が脚色。撮影を「大いなる幻影」の柴主高秀が担当している。主演は「ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒」の仲間由紀恵。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2000年1月22日
キャスト 監督鶴田法男
原作鈴木光司
出演仲間由紀恵 田辺誠一 田中好子 麻生久美子 若松武史 水上竜二 奥貫薫 高畑淳子 木村靖司 角替和枝 伴大介 雅子 橋本真実 渡辺寛二 森下能幸 木村つかさ 立花あかね 村田則男 矢野浩次 出光秀一郎 大場真人 田中要次 門脇学 古谷千波 嶋田豪 小柳友貴美
配給 東宝
制作国 日本(2000)
年齢制限 PG-12
上映時間 99分

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最終更新日:2024-03-12 15:49:07

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