リュシアン 赤い小人 作品情報
りゅしあかいこびと
法律事務所に勤めるリュシアン(ジャン=イヴ・チュアル)は、小学生並みに背が低いことがコンプレックスだったが、ある日サーカスの前でイジス(ディナ・ゴージ)という一座の少女に出会う。会うたびに彼女の無垢な心に癒されるリュシアン。その一方、離婚の依頼で豪邸に赴いた彼はパオラ(アニタ・エクバーグ)と出会い、昼下がりの激しいひと時を過ごす。生まれて初めて愛を知ったリュシアンだったが、パオラは夫ボブとヨリを戻してしまう。愛が憎しみに変わり、リュシアンはパオラの首に手をかけ殺害。その後仕事もクビになった彼だが、むしろこれまで以上に生き生きし始める。彼はイジスの強い要望でサーカスの一座に加わる。そこへパオラ殺害の罪を着せられて逃走中のボブが転がり込み、リュシアンとコンビを組むことに。巨漢と小人のノミの夫婦は次第に脚光を浴びるとともに「赤い小人」リュシアンの人気が高まる。そこで彼は12歳以下で128センチ以下の子供しか入場できない公演を行なう。イジスが空中ブランコに乗り、リュシアンが彼女の下で道化役を務める。だが突如イジスがブランコから落下。すんでの所でリュシアンが彼女を受けとめ、ふたりは観客の喝采に包まれ、胴上げされるように舞台の外に出るのだった。
「リュシアン 赤い小人」の解説
背が低いことで日陰の人生を歩まざるを得なかった男の愛と転機の物語。監督・製作・脚本はイヴァン・ル・モワーヌ。原作はミシェル・トゥルニエ。撮影はダニエル・イルセン。音楽はアレクセイ・シェリジン、ダニエル・ブラント。出演はジャン=イヴ・チュアル、「インテルビスタ」以来の映画出演となるアニタ・エクバーグほか。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2000年9月2日 |
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キャスト |
監督:イヴァン・ル・モワーヌ
原作:ミシェル・トゥルニエ 出演:ジャン・イヴ・チュアル アニタ・エクバーグ ディナ・ゴージ ミシェル・ペルロン アルノ・シェブリエ |
配給 | ケイブルホーグ |
制作国 | ベルギー フランス(1998) |
上映時間 | 102分 |
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