君のいた永遠 作品情報

きみのいたとき

女流監督シェリル(シルヴィア・チャン)はある少女に自分を託し、過去の自分の恋愛体験の映画化を思い立つ……。香港、1977年。17歳の高校生シューヤウ(ジジ・リョン)は親友チャンリー(カレン・モク)と出かけたコンサートで、19歳のミュージシャン志望の青年ホークァン(金城武)に出会い、恋におちる。ふたりは熱烈に愛し合うが、クリスマスの日、一緒にいたところを彼女の母(エレイン・チャン)に見つかり、引き離されることに。シューヤウは疎遠になっていたチャンリーの元を訪れて泣き崩れる。だが、シューヤウはチャンリーから思いがけない愛の告白を聞き、動揺して彼女を叩いて逃げ帰る。ホークァンは日本へ旅立ち、ふたりは別れ別れになった。1984年、東京。ファッションメーカーのバイヤーになっていたシューヤウは旅行代理店に勤めていたホークァンと再会。恋が再燃したふたりは初めて結ばれるが、彼は妻ある身だった。また月日が流れ、1991年。ホークァンは妻と別れ、ショーヤウとの結婚のために香港を訪れた。だが、彼女は過去の痛みを思い出し、彼の求婚を断った。そして、1999年。結婚し、子供もできたショーヤウの元にホークァンから「チャンリーが死んだ」との知らせがくる。なんと、かつて彼の別れた妻とはチャンリーだったのだ。ふたりはお互いにシューヤウの面影を抱いたまま夫婦となったのだが、長続きするわけはなかった。チャンリーが遺した手紙を読み、20年におよぶ皮肉な運命に思いをめぐらせるショーヤウ。だが、お互いに恋しあったあの日々は、3人のなかに永遠に残るのだ……。

「君のいた永遠」の解説

高校時代に出会った3人の男女の20年におよぶ恋愛模様を綴ったラブ・ロマンス。監督は台湾を代表する女優・監督である「恋人たちの食卓」のシルヴィア・チャン(出演も)。脚本はシルヴィアとキャサリン・クァン。撮影は「女人、四十。」のリー・ビンビン。編集は「恋する惑星」のコン・チーリョン。出演は「アンナ・マデリーナ」の金城武、「フル・スロットル 烈火戦車」のジョジ・リョン、「ドラゴンヒート」のカレン・モクほか。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 1999年11月6日
キャスト 監督シルヴィア・チャン
出演金城武 ジジ・リョン カレン・モク エイレン・チン シルヴィア・チャン
配給 東宝東和=アスミック・エース エンタテインメント配給(東宝東和=アスミック・エース エンタテインメント=角川書店提供)
制作国 香港(1999)
上映時間 115分

ユーザーレビュー

レビューの投稿はまだありません。

「君のいた永遠」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。

最終更新日:2022-07-26 11:03:41

広告を非表示にするには