一生、遊んで暮らしたい 作品情報
いっしょうあそんでくらしたい
大阪・岸和田に住むふたりの不良・リイチと小鉄は、個性溢れる(?)人たちが暮らすこの町が好きだった。ある日、それぞれ道子とみどりという女性と知り合ったふたりは、彼女たちと暮らし始める。リイチの愛した道子は、次から次へ男に抱かれては捨てられてきた不幸な過去を持っており、小鉄が愛したみどりはシンナー中毒の上、すぐに小鉄の子供を身ごもってしまう。そんな彼女たちとの同棲を機に、リイチと小鉄は真面目に働くことを決心した。だが、元々人の物をパチッたり喧嘩することしか能のない彼らは、結局女たちを働かせてばかり。せっかく金儲けを思いついても、町の暴れん坊・カオルちゃんに目をつけられる始末で、とうとう岸和田を逃げ出すハメになってしまう。道子とふたりで東京に向かったリイチは、しかしそこでの生活に馴染めず、すぐに岸和田に逆戻り。みどりを棄てて他の女と駆け落ちした小鉄も、彼女と生まれてくる子供のために、岸和田で商売を始めることを決心して戻ってくるのだった。ところが、みどりがトラックに轢かれてこの世を去ってしまった。傷心の小鉄に更なる追い打ちが襲う。道子の前で、ヤクザ者の清次が出所してきて、シマ内で無断で商売を始めたとして、小鉄の店を潰したのだ。更に、清次は道子を奪い返そうとして、リイチに喧嘩を仕掛けてきた。リイチと小鉄は、清次を倒すために立ち上がり、彼を討つことに成功する。だが、道子はリイチの元を去ってしまう。それぞれに辛い思いを味わったリイチと小鉄。しかし、彼らはまた未来に向かって突き進んでいくのであった。
「一生、遊んで暮らしたい」の解説
大阪・岸和田の不良ふたり組の、愛と喧嘩の日々を描いた青春ドラマ。監督は「極道三国志」の金澤克次。中場利一による同名エッセイを、「30‐thirty‐」の我妻正義が脚色。撮影を「なにわ忠臣蔵」の三好和宏が担当している。主演は、映画デビューとなる猿岩石の有吉弘行と森脇和成のふたり。スーパー16ミリからのブローアップ。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1998年1月24日 |
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キャスト |
監督:金澤克次
原作:中場利一 出演:有吉弘行 森脇和成 小島聖 藤崎光正 土平友厚 八木小織 駒井紀恵 中野英雄 渡嘉敷勝男 木下ほうか 中尾彬 白川和子 羽賀研二 小林すすむ 桜金造 賀川黒之助 伊藤美紀 塩山義高 円谷粲 新田純一 根岸大介 鼓太郎 中村泰久 町野あかり 笑福亭恭瓶 大沢あかね 中場利一 |
配給 | ギャガ・コミュニケーションズ配給(配給協力*ゼアリズ) |
制作国 | 日本(1998) |
上映時間 | 108分 |
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