春のかけ足 作品情報
はるのかけあし
イタリア北部ヴァレーゼ地方はカシアゴ村。イサッコは8歳の男の子。両親の別居でヴェネチアから母親と引っ越して来た。母は美容師をはじめ、イサッコは新しい学校へ。緊張するイサッコと、様子をうかがう子供たちだったが、すぐに仲良くなった。ガキ大将のフィオレロは、イサッコに飛び降りごっこや自転車レースを教えてくれる。二人の仲間は医者の息子で優等生のガブリエレ。お菓子を買ってくれるのは、いつも父親のツケがきく彼だった。しかしとうとう買い食いがばれて、ガブリエレはママに叱られた。町にサーカスがやってくる。初めてみるイサッコは大興奮。ところがそこで、ライオンが逃げ出すという事件が発生。ヒーローになりたいフィオレロは自転車にまたがりいざ出陣、ところがそうこうするうちにライオンはつかまって、皆に笑われてしまった。サーカスが去って、3人は森に冒険に出かける。行き先はイサッコの父親がいるヴェネチア。ところが当日、間ち合わせの駅にやってきたのはイサッコだけ。がっかりするイサッコだったが、そんな彼の前に思いがけない人が汽車から降りてくる。それはイサッコのパパだった。
「春のかけ足」の解説
風光明媚なイタリア北部を舞台に、天真爛漫な子供たちの姿を描くハートウォーミング・ドラマ。監督は、エルマンノ・オルミに師事したジャコモ・カンピオッティで、彼の監督デビュー作。製作は「女たちのテーブル」などのジョヴァンニ・ディ・クレメンテ。出演は監督の生まれ故郷でロケ地となった、イタリア北部ヴァレーゼ地方のカシアゴ村の子供たちで、全員がオーディションで選ばれ、映画初出演を果たした。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1996年3月23日 |
---|---|
キャスト |
監督:ジャコモ・カンピオッティ
出演:アレッサンドロ・ボレリ フェデリコ・カンピオッティ マッシモ・フィリンベルティ Giusi Cataldo ロベルト・シトラン |
配給 | ボイジャー・エンターテインメント=ゼアリズ |
制作国 | イタリア(1966) |
上映時間 | 100分 |
ユーザーレビュー
レビューの投稿はまだありません。
「春のかけ足」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。