僕は独身社員 作品情報

ぼくはどくしんしゃいん

同盟石油の総務課に勤務る関、鳴海、遠山の三人はいずれも独身主義を信奉していた。社の掲示板に中近東バラク出張応募の社告が張り出された。ロハで半年の外遊ができる。三人は応募を決意した。条件は独身者に限るということだ。結婚したくなったらバラクを三度唱えることに決めた。--遠山は母親にせめたてられ、十九回目の見合いに行った。初々しい相手の静代にイカれかけ、バラクを唱える始末だった。鳴海は、ファッションモデルの芳子に結婚を迫られアパートを逃げ出した。芳子はガス自殺を図ったが、週刊誌の記者多鶴子に救われた。多鶴子は女性の敵独身社員の生態を記事にするため、鳴海に会見を申しこんだ。鳴海はキャバレーの女給小夜子に乗りかえていたが、慌てて代役を遠山に頼んだ。遠山は、昔の恋人にそっくりなどと言われ、代役を白状してしまった。今度は、関が替玉として多鶴子に会った。関も白状してしまい、多鶴子を鳴海に会わせようと、小夜子のキャバレーに誘った。居合せた遠山も、ボーイフレンドと遊びに来ていた静代とばったり会った。関と多鶴子、遠山と静代、鳴海と小夜子、そろってご機嫌のところへ、チンピラやくざ中林が現われあばれたが、関が一発くわせて退散させた。ある日、一行は箱根へドライブに出かけた。と、また中林らが現われた。関は一人で奮闘し、寝こんでしまった。多鶴子は感激し、結婚を申しこんだ。バラク行きは鳴海が選ばれた。関は結婚を決意、遠山も静代と婚約したのだ。

「僕は独身社員」の解説

新人松木ひろしのオリジナル・シナリオを、「頑張れゴキゲン娘」の古沢憲吾が監督したサラリーマンもの。「爆笑水戸黄門漫遊記」の飯村正が撮影した。

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督古沢憲吾
出演佐藤允 佐原健二 ミッキー・カーチス 白川由美 原知佐子 小栗一也 中北千枝子 久慈あさみ 柳川慶子 市原悦子 北あけみ 峯丘ひろみ 荒木保夫 野口ふみえ 三條利喜江 江川宇禮雄 上村幸之 関田裕 永島寛 清水良二 杉浦千恵 津山多美恵 馬野都留子 一の宮あつ子 佐田豊 橘正晃 カロリーヌ・スワンソン 村上冬樹
配給 東宝
制作国 日本(1960)
上映時間 80分

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最終更新日:2022-07-26 11:03:44

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