マリーの獲物 作品情報

まりーのげーむ

警視庁狙撃隊に所属する真璃は、同僚で婚約者の江藤にハメられ、麻薬密売の現場で囮捜査官を撃ってしまう。その後、江藤は現場の麻薬を持って逃走した。業務上過失致死罪に問われた真璃は、魚戸の下で悪徳代議士らを退治する女賞金稼ぎ・マリーとなる。ある日、マリーの父親で元グリーンベレーの矢島が、入院していた病院から姿を消した。魚戸から、矢島の宿命のライバル・拱の存在を聞かされたマリーは、拱に父が誘拐されたのではと疑い、香港へと向かった。拱の右腕の陳の動向を探ろうとしたマリーは、同じように陳の動きをチェックする日本人男性・西村と出会い、共同戦線を張る。陳がサイパンにいるという情報をつかんだマリーは、すぐに現地へ飛んだ。しかし、陳から拱の行方を聞き出そうとした彼女を、拱の手下が襲った。西村に助けられたマリーは、西村が彼女が誤って殺した囮捜査官の弟であることや、彼が兄の仇を討つために江藤を狙っていること、江藤が拱の手下であることを知らされる。マリーは西村とともに拱の隠れ家へ押し入り、そこで父親と再会した。父親と拱がスタールビーという宝石を巡って仲違いをしていたことと、それが原因でマリーの母親が死んでしまったことを知ったマリーは、激戦の末に拱や江藤を倒すが、その戦いで父と西村を失ってしまう。全てをなくしたマリーは、再び魚戸の下で暗殺者としての生活に戻っていった。

「マリーの獲物」の解説

女賞金稼ぎが宝石をめぐる争いに巻き込まれながら、自分を裏切った男に復讐を遂げる様を描いたハード・アクション。監督は五社英雄のもとで助監督をつとめてきた吉田啓一郎。主演は「冬の河童」の久野真紀子で、大和武士、大杉漣、遠藤憲一ら個性派の面々が彼女を取り巻く男たちにふんして、脇を固めている。16ミリからのブローアップ。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 1996年1月27日
キャスト 監督吉田啓一郎
原作千葉潔和
出演久野真紀子 大和武士 大杉漣 遠藤憲一 秋野太作 火野正平 染谷まさ美 中井信之 白石ひとみ 佐藤佑介 Sheena 内田リナ 山内としお 間寛平 梅津栄 片桐竜次 渋谷哲平 加藤重樹 小川真理子 キャサリン冴子ピオ 村野慧
配給 ファニーエンジェル
制作国 日本(1996)
年齢制限 R指定
上映時間 93分

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最終更新日:2022-07-26 11:03:44

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