杉の子たちの50年 学童疎開から明日へのメッセージ 作品情報
すぎのこたちのごじゅうねんがくどうそかいからあすへのめっせーじ
※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。
「杉の子たちの50年 学童疎開から明日へのメッセージ」の解説
“学童疎開”。戦時中に取られたこの政策を、体験者の証言を基に纏めた長編ドキュメンタリー。子供たちの生命を守ることが第一、食べさせることが第二、教育が第三だったと言う引率教員や上下関係の厳しさから起こったイジメを目撃した男子生徒。また今も続く疎開当時の先生と生徒の文通や娘にあてた戦地の父からの心温まる手紙。疎開先で東南海地震、三河地震に遭い、たった一人生き残った女生徒。そして、魚雷攻撃をうけて沈没した対馬丸に乗船していた770名余りの学童たちの遺族。さらにイギリスやドイツでも取られた同じような政策を調べる団体。これらの人々が、50年経った今でも心の中に生々しく残る傷痕を語っていく。監督・脚本は藤原智子。ちなみにタイトルの“杉の子”とは、童謡『お山の杉の子』が疎開した学童たちの愛唱歌であったことからつけられた。95年度キネマ旬報文化映画ベストテン第4位。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1995年12月4日 |
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キャスト | 監督:藤原智子 |
配給 | 「学童疎開」記録映画製作女性の会 |
制作国 | 日本(1995) |
上映時間 | 100分 |
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