ゴジラVSデストロイア 作品情報
ごじらたいですとろいあ
バース島に異変が起き、ゴジラもリトルもその行方を消してしまった。それから一カ月後、ゴジラが香港に出現する。だが、その姿は以前のものとは違い、赤く発光していた。ゴジラの異変に、Gサミットは初代ゴジラを退治した山根博士の養子の子・山根健吉という大学生を加えたメンバーを招集して会議に入った。一方、国際物理学賞受賞者の伊集院博士は、ミクロオキシゲンの研究に余念がなかったが、それをテレビの自分の番組で取り上げた健吉の実姉・山根ゆかりは、彼女の叔母・恵美子からそれが芹沢博士が発明したオキシジェンデストロイヤーではないかとの相談を受ける。果たして、ミクロオキシゲンはオキシジェンデストロイヤーの一歩手前のものだと判明するが、伊集院は人間的倫理でそれを作ることはしないと言う。台湾沖に出現したゴジラは、ますますその体温を上昇させていた。健吉の調べでゴジラはメルトダウンを起こすのではないかという予測が立てられる。これをくい止めるには、オキシジェンデストロイヤーを使うしか方法がない。ゆかりや恵美子の心配をよそに伊集院博士にオキシジェンデストロイヤーの開発を依頼する健吉。その頃、水族館で魚が一瞬にして骨になってしまうという快事件が発生した。原因は42年前に東京湾に沈んだオキシジェンデストロイヤーによって異常成育した微生物が、東京湾海底トンネル工事で地上に出現したことにあった。その微生物は急速に巨大化し、ついに人間を襲うほどまで成長した。謎の生物が逃げ込んだ臨海副都心は地獄の様相を呈する。政府も自衛隊を派遣して、デストロイアと名づけられたその怪獣を攻撃するが、全く歯が立たない。そこでGサミットは、デストロイアとゴジラを戦わせるために、未希と芽留のテレパシーを使ってゴジラジュニアをデストロイアの囮にすることにした。ジュニアが来ればゴジラも後を追って来るはずだ。ジュニアとデストロイアの壮絶なバトルが展開される。だが、デストロイアはジュニアのエネルギーを吸ってパワーアップした。そこへゴジラが現れ、一旦はデストロイアを倒したかにみえたが、デストロイアは完全体へと変身し、さらに巨大化する。デストロイアはジュニアを倒し、ゴジラへと向かう。だが、最強の敵と目されたデストロイアも、ジュニアを殺されたゴジラの怒りには勝てなかった。デストロイアを倒したゴジラはジュニアの亡骸のそばに立つと、自衛隊の冷凍兵器攻撃も空しく、ついにメルトダウンを始める。それが人々を恐怖に陥れたゴジラの最期だった。しかし次の瞬間、もうもうと立つ蒸気の中にすっくと立ち上がるゴジラジュニアの姿があった。
「ゴジラVSデストロイア」の解説
おなじみゴジラとゴジラジュニア、そして最強最大の敵デストロイアとの壮絶な戦いを描くモンスターパニック映画。東宝の96年度お正月作品で、ゴジラのハリウッド進出を前に日本版ゴジラ終焉が話題となった。監督は「ヤマトタケル」の大河原孝夫。脚本は「緊急呼出し エマージェンシー・コール」の大森一樹。主演は「大失恋。」の辰巳琢郎と、「夜逃げ屋本舗」の石野陽子。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1995年12月9日 |
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キャスト |
監督:大河原孝夫
出演:辰巳琢郎 石野陽子 林泰文 小高恵美 大沢さやか 篠田三郎 河内桃子 中尾彬 高嶋政宏 神山繁 村田雄浩 斉藤暁 平泉成 藤巻潤 小野武彦 上田耕一 二瓶鮫一 荻原賢三 菅原大吉 中沢青六 青島健介 川崎博司 鳥木元博 桜井勝 ロナルド・ヘアー 薩摩剣八郎 破李拳竜 播谷亮 柳田英一 ジョン・ギャロック 方洛奇 張紹興 岡田和子 小寺大介 秋元榮治郎 坂井義雄 名倉得二 笠原鉄郎 井上千恵子 ヒサ・クニヒコ 脇浜紀子 徳山順子 結城豊弘 |
配給 | 東宝 |
制作国 | 日本(1995) |
上映時間 | 103分 |
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ユーザーレビュー
総合評価:3点★★★☆☆、1件の投稿があります。
P.N.「雪風」さんからの投稿
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2023-02-21
昭和ゴジラシリーズが好きな私は、田中友幸氏、伊福部昭氏の最終作と知り視聴しました。迫力がありよく出来てるけど、スーパーXよりムーンライトSY3でしょう。ゴジラの子供はミニラではなかった?