ゴジラVSモスラ 作品情報
ごじらたいもすら
トレジャーハンター(秘宝発掘のプロ)の藤戸拓也は国家環境計画局の依頼で、開発会社丸友の森林伐採で起きた土砂崩れ現場に現れた巨大な卵の謎を解明するために、インドネシア諸島にあるインファント島に向かった。丸友の安藤と、拓也の別れた妻で計画局院の手塚雅子が彼に同行した。3人は卵のある場所で身長15センチほどの2人の小美人(コスモス)に出会う。コスモスは地球の先住人類で優れた文明社会を築いていたが、1万2千年前に環境破壊を引き起こして“地球生命”の怒りをかい、滅ぼされてしまったという。巨大な卵はそのコスモスたちの守護神モスラであり、地球生命を守る使命を持つ怪獣バトラとの戦いが近づいていた。そのバトラはシベリアから日本海を渡り上陸、名古屋を壊滅させた後にインファント島に向かっていた。拓也たちはモスラの卵を日本に運ぼうとするが、途中隕石の影響で目覚めたゴジラに襲われてしまい、その時卵からモスラが誕生する。ゴジラとモスラの戦いが続くなか、バトラもやってきた。ゴジラはバトラを海中に引きずり込むがゴジラは海底の深い割れ目に落ちてしまう。危機を逃れた拓也はコスモスを研究機関に売り飛ばそうとするが、数年ぶりに再会した娘のみどりに説得され改心する。その頃富士山からゴジラが出現し、街を破壊しながら横浜へと向かった。コスモスを取り返そうと東京に上陸し、国会議事堂で幼虫から成虫へと変態したモスラ、また“黒いモスラ”へと変態したバトラも横浜へと向かい、こうしてみなとみらい21で3大怪獣の決戦が始まる。今まで寄り添うことのなかったモスラとバトラが協力してゴジラと戦い、バトラはゴジラを抱えたまま海中へと落ちていった。残ったモスラは、人類に地球生命のメッセージを伝えたコスモスとともに去っていくのだった。
「ゴジラVSモスラ」の解説
1990年、海底から現れたゴジラと、モスラや新怪獣バトラとの戦いを描く怪獣映画。シリーズ第19作。監督は「超少女REIKO」の大河原孝夫。脚本は「継承盃」の監督・大森一樹、撮影は「ヒルコ 妖怪ハンター」の岸本正広、特撮監督は前作「ゴジラVSキングギドラ」の川北紘一が担当。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1992年12月12日 |
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キャスト |
監督:大河原孝夫
出演:別所哲也 小林聡美 村田雄浩 小高恵美 大竹まこと 小林昭二 上田耕一 米澤史織 大和田伸也 今村恵子 大沢さやか 篠田三郎 宝田明 |
配給 | 東宝 |
制作国 | 日本(1992) |
上映時間 | 107分 |
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ユーザーレビュー
総合評価:4点★★★★☆、1件の投稿があります。
P.N.「オーウェン」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2023-12-03
「ゴジラVSモスラ」は、ゴジラシリーズの第19作目の作品だ。
大森一樹が脚本を担当し、大河原孝夫が監督し、スケールの大きい娯楽作に仕上げている。
この映画の見どころは、シリーズ中、1、2を争う、怪獣ファンに絶大な人気を誇るモスラの復活だ。
そして、そのモスラの宿敵となる新怪獣、黒いモスラ"バトラ"の登場だ。
この二大怪獣と甦ったゴジラが、名古屋と横浜を舞台に、三つ巴の壮絶な死闘を繰り広げる。
また、過去にザ・ピーナッツが演じて、人気を集めた小美人も、新人二人を起用して復活している。
そして、懐かしいあのモスラの歌も披露して、嬉しかったですね。