黄門と弥次喜多 からす組異変 作品情報
こうもんとやじきたからすぐみいへん
お春の借金催促にいたたまれず、江戸を逃げ出した彌次さん喜多さんは、年頃の娘を続々と誘拐する「からす組」という一団が横行している月賀出羽守の城下にたどりつき、そこで不幸なお光ちゃんと知合った。二人はお光ちゃんの身の上に同情して、何とか彼女の江戸行きの路銀を作ってやろうとするが、丁度一等十両という美人コンクールが催され、二人は女装して出場、所が後を追って来たお春に見破られて、慌てて逃げ出し幽霊屋敷にかくれた。一方、お光もコンクールに出場して一等に当選したが、「からす組」に誘拐された。驚いた二人は、二人の鬚の老人を水戸黄門にしたてて城中に乗り込み、偽ものだと大騒ぎになる所、実は偽に仕立てた黄門は本物だということが解り、駈けつけた助さん格さんの大奮闘で、悪人は召捕られた。
「黄門と弥次喜多 からす組異変」の解説
「又四郎笠」などと同じく高村將嗣が製作した宝プロ作品で、脚本は木下藤吉、監督は「腰抜け二刀流」の並木鏡太郎、撮影は「若様侍捕物帳 呪いの人形師」の平野好美、出演者は「無宿猫」の古川緑波、「神変美女峠」の尾上菊太郎と澤村國太郎、「又四郎笠」の市川春代、などである。
公開日・キャスト、その他基本情報
キャスト |
監督:並木鏡太郎
出演:古川緑波 尾上菊太郎 澤村國太郎 木戸新太郎 横山エンタツ 村田宏寿 渡辺篤 荒木忍 市川春代 星美千子 美ち奴 寺島貢 水野浩 椿三四郎 |
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配給 | 新東宝 |
制作国 | 日本(1951) |
上映時間 | 84分 |
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