大笑い捕物帖 作品情報
おおわらいとりものちょう
--江戸八丁堀の通称にこぽん長屋。貞吉、金太、八五郎の三人組はそろいもそろって怠け者だ。それぞれ植木屋、魚屋、大工でありながらお袋や、女房や、妹に食わせてもらっている形だ。おまけに、三人ともども大家の近江屋に新しく来た女中おせんに惚れている。その近江屋に賊が入った。何も取らずに、倉の中をかき回すだけだ。三人組は夜番を買って出た。女中のおせんは浪人者の娘だった。父は宝のあり場所を示す絵図面を縫いこんだ羽織を質に入れてしまったのだ。それを探して殿様に渡せば帰参がかなう。おせんはやっと探しあてた。長屋の易者梅々軒が別の三人組を連れてきて、夜番をさせようとする。清水のゴロ長、黒駒の芋吉、国定の忠二郎という妙な男たち。彼らが酒を食い酔っているスキに、梅々軒は近江屋の倉を荒す。彼は悪者。貞吉らは彼を捕え、メッタ打ちした。--おせんは父とともに、国もと目指して出立した。三人は彼女をいつまでも見送った。
「大笑い捕物帖」の解説
「花ざかりおトラさん」の共同執筆者新井一の脚本を、「喧嘩も楽し」の青柳信雄が監督、「花ざかりおトラさん」の栗林実が撮影したコメディ。出演は「東京の休日(1958)」の扇千景、「恋は異なもの味なもの」の一竜斎貞鳳、「花ざかりおトラさん」の川田孝子など。
公開日・キャスト、その他基本情報
キャスト |
監督:青柳信雄
出演:一竜斎貞鳳 三遊亭小金馬 江戸家猫八 扇千景 一の宮あつ子 坪内美詠子 川田孝子 森川信 丘寵児 平凡太郎 沢村いき雄 如月寛多 八波むと志 南利明 由利徹 若水ヤエ子 梅野公子 |
---|---|
配給 | 東宝 |
制作国 | 日本(1958) |
ユーザーレビュー
レビューの投稿はまだありません。
「大笑い捕物帖」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。