いつか来るさよなら 作品情報

いつかくるさよなら

千田弘は、父・康弘の病院の看護婦・由里子に秘かな心を寄せていた。しかし、運命のいたずらから、父が由里子と結婚し、弘は家を出て、友だちの下宿に転がり込み、酒とバクチの、荒廃した生活を送っていた。弘は、偶然、実母に再会した。彼女は、医師・石垣と関係して、千田家を追われた身だが、その石垣が、過去の関係から、由里子をゆすろうとしていることを知った。弘は、由里子を呪ったが、翌日、由里子と対決し、父に全てを告白せよと迫った。しかし、弘は話の腰を折り、由里子の告白を防げた。その晩、弘は、病院の金庫から金を盗もうとして発見され、父に殴打された。そのことから、由里子は、弘の愛情を感じたが、心労のため病に倒れた。そして父の不在の晩、服毒自殺を図ったが、弘に見つかり、失敗した。由里子の窮地を救うため、弘は石垣を毒殺し、由里子に付き添われて自首した。

「いつか来るさよなら」の解説

笹沢左保の原作『廃虚の周囲』を芦沢俊郎が脚色し、「おしゃべりな真珠」以来四年ぶりの川頭義郎がメガホンを取っている。撮影は、「永訣 わかれ」の長岡博之が担当した。

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督川頭義郎
原作笹沢左保
出演舟木一夫 光本幸子 山形勲 勝部演之 山本紀彦 沖山秀子 新井純 渡辺紀行 花井緑太郎 木村賢治 高木信夫 山村圭二 江藤孝
配給 松竹
制作国 日本(1969)
上映時間 88分

ユーザーレビュー

レビューの投稿はまだありません。

「いつか来るさよなら」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。

最終更新日:2022-07-26 11:03:50

広告を非表示にするには