涙でいいの 作品情報

なみだでいいの

穏かな陽光とオレンジの香りに包まれた高原。千秋と千春は大自然の中でのびのびと成長した美人姉妹だった。だが元気溌刺な千春にくらべ、千秋の気持はほぐれなかった。それというのも、かつての恋人・曽根と語らう時にはいつも、山で遭難死した夫の面影から、抜けられなかったから。一方、大学ストが解決、東京へ戻った千春は良一の妹・愛子のよく行く歌謡喫茶で曽根の住所を知った。千春が曽根に求愛したのはそれから間もなくで、女性記者の裕子に愛のライバル意識を持ってのことだった。娘の出来心を心配した謙作は、他の用事にかこつけて千秋を上京させたが失敗、喧嘩別れになってしまった。それから数日、千春は欧州へ取材に旅たつ曽根から、千秋との愛が彼女の夫を自殺に導くほど深かったと聞かされ、心うたれた。千春は二人を祝福、今は心の解けた良一とともに牧場を守ろうと誓いあった。

「涙でいいの」の解説

「恋のつむじ風」の才賀明が脚本を書き、「残酷おんな私刑」の丹野雄二が企画・監督し、ピロ企画で製作した青春もの。撮影は、「女の手配師 池袋の夜」の山崎善弘が担当した。

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督丹野雄二
出演松原智恵子 稲垣美穂子 日野道夫 御木本伸介 浜田光夫 黛ジュン 内田良平 山本陽子 菊ひろ子 岡崎二朗 和田浩治 三鈴恵以子 笹一平 笹八平 明星雅子 町田住彦 西恵子 田端芳子 島田幸子 隅田和世 遠藤道子 司由香里
配給 日活
制作国 日本(1969)
上映時間 79分

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最終更新日:2022-07-26 11:03:50

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