ドリフターズですよ! 盗って盗って盗りまくれ 作品情報

どりふたーずですよとってとってとりまくれ

石川五六造、ウシ泥棒のブウ太、蓋泥のマンホール、車泥のメガネ、干物泥のチョロ。いずれ劣らぬこそ泥ばかり。五六造は、牢の中で泥捧学原論をひもとき、泥棒にも学歴の必要なことを説きはじめた。盗みに情熱を燃やす四人は大感激、娑婆で五人が再会する日を泥棒大学入学日と決め、それぞれ出獄していった。ある日駅前広場を通りかかったチンドン屋のブウ太が、傷痍軍人に扮装した五六造を発見した。それから二人は自動車修理工場で働くマンホール、ピンク映画の進行係をやっているメガネ、下着工場でミシンを踏むチョロを次々に訪ね、五人はやっと再会した。さてその再会を祝して乾杯をしていた五人は、三人組の女スリに財布を根こそぎ掏られてしまった。これに奮起した五人は早速厳しい修業に入った。明けても暮れても、講義に実技に血のにじむような日々が続いた。やがて五人の努力は実を結び、そのテクニックは芸術的境地にまで到達した。卒業式に感動の涙にむせんだ面々は、その夜実際の家に忍び込んだ。しかし、土壇場で猛犬に出くわして大失敗。そんな訳でヤケ酒を飲んでいた五人は、偶然にも三人の女スリにめぐり逢い、金密輪の情報を握った。密輸団のボスは、日・清合作映画のプロデューサー孫五九。その金の取引場所は草津スキー場。五人はスキー客になりすまし、ロケ隊の入った旅館に乗り込んだ。問題の金塊は、ロケでヘリコプターから爆弾の入ったトランクに掏りかえ投下され、これをこのロケに出演しているグルーブサウンズ「ザ・グレターズ」が、孫の待ちかまえる谷底へ蹴落とすことになっていた。その段取りを通風孔からキャッチした五人は「ザ・グレターズ」になりすまし、ヘリコプターの飛来を待った。だが、落とされたのは本物の爆弾。気絶した五人組は病院へかつぎこまれてしまった。それから二週間、病院から逃げ出した五人組は山小屋に入り、山小屋の少年が雪の中から発見した金塊を手中に収めた。やがて手錠をかけられた五人組は、泥大への再人学を約束するのだった。

「ドリフターズですよ! 盗って盗って盗りまくれ」の解説

「なにはなくとも 全員集合!!」の渡辺祐介と、新人東盛作が共同でシナリオを執筆し、渡辺祐介が監督したコメディ。撮影は「女と味噌汁」の村井博。

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督渡辺祐介
原作池田一朗
出演いかりや長介 荒井注 高木ブー 仲本工事 加藤茶 酒井和歌子 フランキー堺 藤村有弘 左とん平 大坂志郎 木の実ナナ 小山ルミ 川村直樹 水木梨恵 大屋満 須賀良 金子勝美 加藤欣子 スマイリー小原 桜井センリ 中原早苗 佐々木久男 松崎真
配給 東宝
制作国 日本(1968)
上映時間 86分

ユーザーレビュー

レビューの投稿はまだありません。

「ドリフターズですよ! 盗って盗って盗りまくれ」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。

最終更新日:2022-07-26 11:03:50

広告を非表示にするには