三大怪獣 地球最大の決戦 作品情報

さんだいかいじゅうちきゅうさいだいのけっせん

一九××年。日本は異常な温暖異変に襲われていた。××放送「20世紀の神話」取材班進藤、直子は、この異常現象をテーマにキャンペーンをしようと連日大奮闘。そんなとき、金星人を自称する女予言者、サルノ王女が現れ、地球の大変動を告げた。サルノ王女の予言は当った。阿蘇火山からラドンが復活し、北極海からはゴジラが眠りからさめ行動を開始した。そして、さらに金星を死の星とした宇宙怪獣キングギドラが現れ、地球は大混乱におちいった。キングギドラの誕生をまのあたりに見た帝都工大の村井助教授は、キングギドラを撃退するには、モスラ、ゴジラ、ラドンらの力を借りる以外にないと考え、モスラの支配者、インファント島の小美人に協力をたのんだ。一方横浜に上陸したゴジラは横浜を全滅させ、ラドンと松本市で対決し、さらに小競合を続けながら富士山頂近くでにらみあっていた。が、そこに割って入ったのが小美人の要請でインファン島からやって来たモスラである。モスラの仲裁にもかかわらず、ゴジラとラドンの敵対心を柔らげることはできなかった。モスラは単身キングギドラに向った。しかしモスラもキングギドラの敵では無く、危機におちいった。が、モスラ危しとみたゴジラとラドンは、力を合せてキングギドラにむかった。さすがのキングギドラも、この三怪獣の攻撃に降参して地球を去っていった。

「三大怪獣 地球最大の決戦」の解説

「宇宙大怪獣 ドゴラ」の関沢新一のオリジナル・シナリオを、すでにコンビの本多猪四郎が監督した空想科学映画。撮影もコンビの小泉一。1971年に「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 地球最大の決戦」に改題され、「東宝チャンピオン祭り」で公開。

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督本多猪四郎
出演夏木陽介 小泉博 星由里子 若林映子 ザ・ピーナッツ伊藤エミ ザ・ピーナッツ伊藤ユミ 志村喬 伊藤久哉 平田昭彦 佐原健二 野村浩三 三浦敏男 古谷敏 今井昭雄 黒木順 英百合子 中島孝平 鏑木滝義 青空千夜 青空一夜 高田稔 岡豊 黒部進 伊吹徹 鈴木和夫 加藤春哉 勝部義夫 天本英世 大友伸 田島義文 坪野鎌之 宇野晃司 広瀬正一 松本染升 沢村いき雄 中島春雄
配給 東宝
制作国 日本(1964)
上映時間 93分

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-11-05

地球温暖化の異常気象に怪獣達が大同団結して奮闘する辺りは、当時の政治状況も反映した怪獣映画のセルフ・パロデイ作品に為っていて、其れはもう何ともコミカル何だねぇ!

最終更新日:2024-11-06 17:05:35

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