女が愛して憎むとき 作品情報

おんながあいしてにくむとき

大阪北の新地にあるバー「シャトオ」のマダム生田敏子は、女盛りでありながら浮いた噂もなく、艶麗で客あしらいも巧みだ。大阪一の高級バー「うつみ」のマダム理恵にのれんを分けてもらったのだが、マダム仲間から嫉妬と反感を買うほど店は繁昌していた。口説きたがる客に隙を見せぬ敏子にも、秘密の行動があった。深夜の航空便で東京へ飛び、葉山のホテルで密会を続けていたのだ。相手は尾関といい、外国から一流タレントを招いて興行するプロモーターである。敏子はその現代的な仕事に打ち込む尾関のたくましさに魅せられていたが、仕事オンリーの態度に、ふっと淋しさを感じることもあった。一人で過す休日の味気なさを紛らそうと、敏子が場末の映画館に入ると、意外にもマダム理恵に会った。権勢をはこる「うつぼ」のマダムにも、こんな侘しい女らしさがあったのか。ある日、敏子は刑事たちの調べをうけた。店の洋酒がニセモノだという投書があったのだ。敏子は潔白を証明するため、尾関との情事も告白せねばならなかった。事件はジャーナリズムの好餌となり、客足はみるみる落ちた。一方、尾関も契約したタレントの来日が不能になって莫大な損失を蒙った。敏子が大阪を諦め、東京で開店しようとして用意した三百万の金を預っていた尾関は、せっぱつまってそれに手をつけた。事業にいのちをかける男の立場も判るのだったが、敏子の受けた傷は大きかった。敏子は別離のときが来たのを知った。

「女が愛して憎むとき」の解説

「イチかバチか」の菊島隆三のオリジナル・シナリオを、「温泉芸者」の富本壮吉が監督した愛情ドラマ。撮影もコンビの小原譲治。

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督富本壮吉
出演若尾文子 田宮二郎 仁木多鶴子 森光子 片山明彦 仲谷昇 江波杏子 若宮忠三郎 高村栄一 中条静夫 吉葉千太郎 春本富士夫 早川雄三 沢善郎 田中三津子 一条淳子 加茂良子 若松和子 長田健二 市田ひろみ 石井淑子 緋桜陽子 松山新一 飛田喜佐夫 夏木章 武江義雄 此木透 網中一郎 螢雪太朗 耕田久鯉子 新宮信子
配給 大映
制作国 日本(1963)
上映時間 88分

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最終更新日:2022-07-26 11:03:51

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