破戒(1962) 感想・レビュー 3件

はかい

総合評価4.67点、「破戒(1962)」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。

P.N.「雪風」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2022-06-21

水平社宣言100周年だからか間宮祥太朗さん主演で60年ぶりに映画化されると知り、市川崑監督作品を観ました。今でも差別は、あると聞きますが、明治の頃は想像を絶する差別があったのでしょう。出身地を隠す苦悩がよくわかります。最新作に期待します。若い頃の名優がたくさん観れて嬉しい限りです。

P.N.「水口栄一」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2020-06-07

破戒を観た。原作は昔、繰り返し読んだ。この映画を観た時、瀬川丑松の心情がとてもよくわかった。そして共感できるところが多かった。これは身分差別をテーマにした近代文学の最高傑作というべきだろう。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-10-02

宮川一夫の撮影でくっきりしたモノクローノ映像が凄い!憲法に有る人間平等の思想に反して残る部落民への根深い差別意識。島崎藤村の原作を格調高く描き出した市川崑監督のストレートな作品。小学校を去る最後の授業での出自の告白と懺悔のシーンがクライマックス。雪の中の教え子との別離も悲しい。だが、上京して又、再会するであろう人との愛と友情の絆は堅いのだ。

最終更新日:2022-11-05 02:00:04

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