漫画横丁 アトミックのおぼん 女親分対決の巻 作品情報
まんがよこちょうあとみっくのおぼんおんなおやぶんたいけつのまき
アトミック組の女親分おぼんは、スリ稼業から足を洗い、おでん屋“おぼん”を開いている。店は、彼女の濃厚なお色気ムードに引きつけられるお客で大繁昌。ダテノ・モータース社長の甥でセールスマンをやっている章太郎と将来を約束したおぼんだが、子分たちを堅気の仕事につかせるまでは結婚できない。ある日、章太郎の叔父伊達野がバーのマダムお伝との濡れ場を盗み撮りされ、それをネタにユスられる彼目になった。お伝はユスリ、タカリを業とする大江山興業の社長大江山の情婦で、仕組まれた罠にかかったのだ。事情を聞いたおぼんは、取引きの当日、大江山の子分から写真をスリとって伊達野の窮地を救った。アトミック組のインスタントのおちかと、大江山の子分坂本とは恋仲だった。彼らを通じておぼんがバーの出物を捜しているというニュースを大江山が知りお伝の店をネタに一計を図った。図られたとは知らないおぼんは、早速買いとることにした。関西のヌーベル婆ちゃんが、子分拡張、新弟子養成に東京分校ヌーベル組に派遣されてきた。例の権利書をアトミック組からスリ返してもらうための相談に、大江山がやってきた。しかし、ヌーベル組の子分がドジをふんで失敗した。大江山は、店の権利以外の調度品、一切の経費五百万円を払ってもらおうとおどしに出た。だが、おぼんの合気道で大江山はふっとんだ。おちかのもつ五百万円の受取証が、今度はヌーベル姿ちゃんにスラれた。おぼんと、ヌーベル婆ちゃんとの対決。決闘時間は十分間、スリとった量で勝敗を決める。おぼんの目前に章太郎が現われた。おぼんも男には弱い。その時、警官がヌーベル婆ちゃんを現行犯で捕えた。おぼんは章太郎の手をとった。
「漫画横丁 アトミックのおぼん 女親分対決の巻」の解説
「漫画横丁 アトミックのおぼん スリますわヨの巻」につづく、アトミックのおぼんシリーズ第二作。スタッフは前作と同じ。
公開日・キャスト、その他基本情報
キャスト |
監督:佐伯幸三
原作:杉浦幸雄 出演:水谷良重 中島そのみ 春川ますみ 横山道代 水町千代子 渥美清 稲吉靖 山田吾一 中谷一郎 有島一郎 木田三千雄 笠置シヅ子 藤山竜一 人見明 竹田昭二 塩沢とき 露口茂 田辺元 |
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配給 | 東宝 |
制作国 | 日本(1961) |
上映時間 | 80分 |
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