続々番頭はんと丁稚どん 作品情報

ぞくぞくばんとうはんとでっちどん

年末を控えて、七ふく堂に事件が突発した。隠居が、かな子の見合いの相手吉良貿易の若社長から時価百万円もするエンゲージ・リングを預り、店内で紛失してしまったのだ。かな子には次郎という恋人がいるし、弁償をすれば七ふく堂はノレンを下さねばならぬハメとなった。京都の得意先に配った歳暮の中にまぎれこんだのかもしれないと、雁七と崑松が京都へやらされた。が、指輪は見つからず、かな子は吉良へ嫁に行かねばならなくなった。このピンチを住吉の次郎に伝えようと、その使いを崑松に頼んだ。住吉のアパートで泥棒にまちがえられて大慌てだった。が、折よく現われた次郎に救われた。次郎は短波心霊術者といつわり七ふく堂へ。指輪の紛失した当時を再現した結果、餅つきの最中だったので、餅の中へ丸めこんだものと判断した。餅くいに丁稚たちが動員された。が、指輪は出てこなかった。結局、指輪はイミテーションで吉良の悪計ということが次郎、崑松の手柄で分った。明けて正月、喜びの隠居は丁稚たちに三日間の特別休暇を与えた。

「続々番頭はんと丁稚どん」の解説

「番頭はんと丁稚どん」の映画化第三作。原作者・花登筐が自ら脚色し、「続番頭はんと丁稚どん」のコンビ的井邦雄が監督し、太田喜晴が撮影した。

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督的井邦雄
原作花登筐
出演大村崑 芦屋小雁 芦屋雁平 芦屋雁之助 九条映子 浪花千栄子 浅茅しのぶ 三浦策郎 フランク永井 岡田眞澄 片岡彦三郎 ザ・ピーナッツ 瞳麗子 松尾和子 三角八郎 西岡慶子 乃木年雄 花井緑太郎 浅岡襄 高岡成計 西村公恵 早苗由香 林喜美枝 花和幸助 花紀京 花村頓 ユセフ・トルコ 北条喜久 小原新二 小田草之助 石井富子 大江真砂夫 桂小金治 マヒナ・スターズ エイト・ピーチェス
配給 松竹
制作国 日本(1961)
上映時間 82分

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最終更新日:2022-07-26 11:03:52

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