恐怖女子高校 不良悶絶グループ 作品情報

きょうふじょしこうこうふりょうもんぜつぐるーぷ

米軍基地のある町、ここに私立女子高校・聖愛学園がある。その良家の女の子だけを集めている三年A組には“紅ばら会”なるグループがあり、番長の西園寺美也が北海道に転校するので、選挙により、副番の野中鷹子が跡目をついだ。だがその頃、鷹子の父で市会議員の総太郎が、妊娠した尾形雪子という女性を同乗させて自動車事故で死んでしまう、という事件を起こした。そこで、鷹子と同じ副番で、PTA会長の速水勇作を父にもつ絹枝は、鷹子をハーフや貧乏人ばかりのD組に強制的に組を代えさせて、自分は“紅ばら会”の番長となった。D組には、リンダ、テレサ、吹子らで組織された“恐竜会”なるグループがある。鷹子はリーダーのリンダと対決して番長の座を奪った。ある日、鷹子は、絹枝たちに襲われるが、尾形二郎と名乗るダンプの運転手に救われた。二郎は雪子の弟で、雪子は、ある重大な秘密を知ったので殺されたのだ、と告げて去った。一方、絹枝は、勇策と取り引きのある商事会社の社長・シェパードの配下を使って“恐竜会”のエミリーを強姦させ、反抗したエミリーは射殺されてしまった。鷹子たちは、学校側に抗議をするが、この事件は勇策とシェパードに闇から闇へと葬られ、逆に“恐竜会”のメンバーは全員退学させられてしまった。そんな時、鷹子は、再会した二郎から、雪子は勇策の秘書で、妊娠の相手は勇策であること、勇策と米兵の間で行っていた密輸を雪子と総太郎が知ったことから殺されたことを知らされた。そして、その二郎も奴らに殺されてしまった。ある日、今は新人歌手として戻って来た美也の立あいのもとに“恐竜会”は“紅ばら会”と決闘して叩きのめしてしまう。やがて鷹子らは勇策と絹枝父娘を、仕組んだ情事で失脚させ、二郎の持っていたマシンガンで、シェパード一味を撃ちまくった……。

「恐怖女子高校 不良悶絶グループ」の解説

“恐怖女子高校”シリーズ第三作。米軍基地のある街を舞台に、ハーフや貧乏人の集団と金持ばかりの集団とのスケバン同志の闘いを描く。脚本は「やさぐれ姐御伝 総括リンチ」の関本郁夫と「狂走セックス族」の鈴木則文、監督は脚本も執筆している新人志村正浩、撮影は「やくざ対Gメン 囮」の赤塚滋がそれぞれ担当。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 1973年9月1日
キャスト 監督志村正浩
出演池玲子 叶優子 ベラ・シーム 早乙女りえ 一の瀬レナ 鈴木サチ 愛田純 衣麻遼子 碧川ジュン 城恵美 芹明香 遠藤辰雄 大泉滉 松村康世 名和宏 中村錦司 三原葉子 松井康子 星美智子 畠山麦 白石襄 太田美鈴
配給 東映
制作国 日本(1973)
年齢制限 R-15
上映時間 87分

ユーザーレビュー

レビューの投稿はまだありません。

「恐怖女子高校 不良悶絶グループ」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。

最終更新日:2022-07-26 11:03:52

広告を非表示にするには