日本暴力団 組長くずれ 作品情報

にほんぼうりょくだんくみちょうくずれ

横浜でクラブを経営する寺島は、横浜の芸能関係を握っている浜中組の代貸広野との個人的付き合いからタレントを入れていた。大阪の広域暴力団城西会は、東京への進出の足がかりとして横浜に神奈川興業という芸能会社を設立、幹部の渋沢を送り込んできた。渋沢は巧妙に浜中組を圧迫しつつクラブやバーの経営者を傘下に収めた。寺島と共に彼の軍門に下らなかった元プロレスラーのクラブ経営者南は、翌朝、海岸に落ちた車の中で発見されたが気は完全に狂ってしまっていた。警察は事件を酔っぱらい運転による事故として処理した。福岡で城西会と闘って組を潰された代貸の木碕は義兄弟の広野を頼ってきた。城西会との経緯から、困惑しきった広野をみて、寺島は木崎がカタギになることを条件に、クラブの従業員として雇った。城西会の圧迫のため、遂にその軍門に下った浜中組々長は渋沢の命により寺島の事業の妨害に出て来た。グラブは、浜中組が投げこんだダイナマイトにより店内をめちゃめちゃに破壊された。広野は一人神奈川興業に乗り込み寺島には手を出さないように頼みこむが、断わられかっとなって渋沢に斬りかかったところを捕えられ、消されてしまった。渋沢に対する危険人物として木崎も殺された。広野、木崎の葬式をひっそりと済ませた寺島は、料亭で遊ぶ渋沢たちの姿をやっと探しあて、そこで一人一人に正確に弾丸を撃ちこんでいった。すべてが終り、寺島の顔は虚しく透み切っていた。

「日本暴力団 組長くずれ」の解説

現代ヤクザの断面をリアルなタッチで描く日本暴力団シリーズ第四弾。深作、佐藤、降旗康男のあとを受け、「現代女胴師」の新人・高桑信が取り組むセンチメンタル篇。脚本は「日本暴力団 組長」、「日本暴力団 組長と刺客」とこのシリーズを担当した、「やくざ刑事」の神波史男。撮影は「日本ダービー 勝負」の仲沢半次郎。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 1970年6月20日
キャスト 監督:高桑信
脚本:神波史男 高桑信
原作:生島治郎
出演:鶴田浩二 山本麟一 池部良 渡辺文雄 葉山良二 待田京介 若山富三郎 工藤明子 三条泰子 桂ルミ 八代万智子
配給 東映
制作国 日本(1970)
上映時間 93分

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最終更新日:2026-10-06 02:00:01

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