クレージーの殴り込み清水港 作品情報
くれーじーのなぐりこみしみずみなと
追分の三五郎は、木曽の仏一家へ金を届ける、清水次郎長一家の石松を浪人、荒船五十郎の手から助けた。二人で飲んだ酒代のカタに石松が人質になるや、三五郎は石松になりすまし、木曽へ急いだ。しかし途中、金をスラれ、ようやく村の一膳飯屋に辿りついた。そこで無銭飲食した鮫造一家の身内を叩き出し、男を上げ、店の娘お雪に惚れられた。仏一家についた三五郎が友吉親分から、悪代官と鮫造一家が結託しているのを聞いていると、そこへ鮫造の身内が乗り込んで来た。借金のカタに、友吉親分の娘お葉を代官の妾にさし出せという。三五郎は、鮫造一家に乗込み、バクチで大儲けして、お葉を救ったが、そこへ本物の石松が現れて一切がオジャン。鮫造一家からの矢の催促に、三五郎はお葉に化けて代官邸へ送られた。女装がバレて、三五郎は牢にぶち込まれたが、鮫造に頼まれたと出まかせを言って、その場を逃れた。お葉と友吉親分を清水へ逃した三五郎は、次郎長一家に加勢を頼んだ。やがて、お葉が、清水一家がフグに当って全滅したと知らせて来た。鮫造一家はチャンスとばかり清水に殴り込みをかけたが、これが次郎長のトリックで、鮫造一家は全員御用となった。
「クレージーの殴り込み清水港」の解説
「ブラボー!若大将」の田波靖男の脚本を、「奇々怪々俺は誰だ?!」の坪島孝が監督した喜劇。撮影は、「めぐりあい(1968)」の田島文雄が担当した。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1970年1月15日 |
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キャスト |
監督:坪島孝
出演:植木等 谷啓 ハナ肇 夏圭子 平田昭彦 桜井センリ 石田茂樹 当銀長太郎 鈴木和夫 桐野洋雄 布施明 内藤洋子 星由里子 北あけみ 北沢彪 安田伸 高品格 睦五郎 天本英世 田武謙三 内田良平 石橋エータロー 犬塚弘 堺左千夫 小松政夫 なべ・おさみ |
配給 | 東宝 |
制作国 | 日本(1970) |
上映時間 | 95分 |
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