爆発!暴走遊戯 作品情報
ばくはつばくそうゆうぎ
風間が率いる下町の暴走族“ブラックパンサー”と花田率いる山の手の“レッドバロン”は、鈴鹿のGPレースを見学に行く途中、山道で激突した。だが、GPレースのスタート時間が近づいたため、決着は後日に、という事で双方別れた。レース後、ブラックパンサーの真一、風間の妹・ユキ、風間の恋人・あけみはヨーロッパで優勝した花形レーサー、桑島正美にサインをもらって大喜びしていたが、レッドバロンの花田と魔子は、真一たちを「隅田川のドブネズミ」とののしって桑島を連れて行った。翌日、花田が風間を訪ね、鈴鹿の決着を、三日後に駒形橋インターでつけると伝えた。それを聞いたユキは、争いを中止させるため、桑島を訪ねて喧嘩の仲裁を依頼した。ユキの真心に感動した桑島は、花田を力で説きふせて、ユキとの約束を守った。決着の当日、指定場所に、ブラックパンサーと応援のバイク集団・行田連合が集結した。だが、花田はこの場所を警察に密告、風間ほか数名のメンバーが逮捕された。逃げのびた真一は、花田に復讐すべく、花田をナイフで斬りかかるが、返り討ちにあい、深傷を負って、ユキのアパートへ逃げのびた。だが、数時間後、真一は風間たちに見とられて息を引きとった。怒りに燃える風間は、真一の復讐を決意し、レッドバロンが鴨川へ遠乗りに行った事を知るや、ブラックパンサーを集合させ追走した。一方、ユキとあけみは桑島の車で後を追った。やがて、ガソリンスタンドで追いついたブラックパンサーはレッドバロンを襲撃し、やがて風間と花田の対決--風間は花田の腹めがけてナイフを突き刺した。そこに桑島たちが追いつき、桑島が乱闘の中に入ったのだが、風間は桑島めがけて突進した。足を刺された桑島は、そのナイフを取り上げ、逆に風間を刺した……。
「爆発!暴走遊戯」の解説
“暴走族”シリーズ第2作目。二組の暴走族グループとカーレーサーとの三つ巴の対決を描いたアクション映画。脚本は「直撃地獄拳 大逆転」の橋本新一、監督は脚本も執筆している「実録三億円事件 時効成立」の石井輝男、撮影も同作の出先哲也がそれぞれ担当。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1976年1月15日 |
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キャスト |
監督:石井輝男
出演:岩城滉一 貝ノ瀬一夫 星正人 田口和正 豊岡晋 菅野直行 舟久保信之 町田政則 多岐川裕美 中島ゆたか 芹明香 内藤杏子 寺田洋子 織田あきら 光本大介 津森正夫 山之内英正 浜田勇 大泉公孝 松本光政 横井高志 大蔵明 鹿沼えり 岡田京子 星野じゅん 小川レナ 叶優子 藤本あけみ 山田光一 中田博久 桑島正美 |
配給 | 東映 |
制作国 | 日本(1976) |
上映時間 | 86分 |
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