ウンタマギルー 作品情報

うんたまぎるー

ウンタマギルーのイメージ画像1

1969年、米軍統治下の沖縄。島民は多数の日本復帰派と少数の現状維持派、沖縄独立派に分かれていた。いずれにも属さないギルーは西原製糖所で働きながら、西原親方の養女で美人のマレーに思いを寄せていた。ある晩ギルーはマレーを毛遊びに誘い出し、運玉森で情交にふけるが、他人の夢を見破るウトゥーバーサンに知られてしまった。マレーが豚の化身であることを知ったギルーは親方の怒りを買い、槍で命を狙われることになった。製糖所の放火魔の濡れ衣を着たギルーは娼婦で動物占い師の妹・チルーの手引きで、豚の種付け屋のアンダクェーと運玉森へ逃げ込んだ。ギルーは妖精キジムナーの手で眉間に聖なる石を埋め込む心霊手術を受けて超能力をもらい、義賊となってウンタマギルーと名乗った。ウンタマギルーは金縛りの術や液体浮遊の術で米軍倉庫や悪徳日本動物商会を襲い、沖縄独立派の喝采を浴びた。散髪屋のテルリンはウンタマギルーの活躍を芝居にしようと考えた。ウンマタギルーは親方に度々槍を投げられたが、うまくかわしていた。ウンタマギルーは沖縄のヒーローとなり芝居にも出演するが、上演中客席にいた親方の槍が命中した。月日は流れ、安里製糖所ではギルーと瓜二つのサンラーが働いており、マレーの姿もあった。そんなある日、安里親方は作業員たちに沖縄の日本復帰を告げると、マレーを道連れにダイナマイトで無理心中したのだった。

「ウンタマギルー」の解説

沖縄を舞台に超能力を待った青年が義賊となって活躍する姿を描く。脚本・監督は「パラダイスビュー」の高嶺剛、撮影は「夢の祭り」の田村正毅がそれぞれ担当。2024年8月23日よりPARCO配給作品『ウンタマギルー』が公開35周年を迎えることを記念して、渋谷ホワイトシネクイントにて、緊急再上映。

ウンタマギルーのイメージ画像1 ウンタマギルーのイメージ画像1 ウンタマギルーのイメージ画像1

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 1989年10月7日
キャスト 監督高嶺剛
出演小林薫 小林薫 小林薫 戸川純 ジョン・セイルズ 青山知可子 エディ 平良進 間好子 照屋林助 宮里栄弘 北村三郎 平良トミ 大宜見小太郎 赤嶺直美 グレート宇野 嘉手苅林昌 伊良波晃
配給 パルコ
制作国 日本(1989)
上映時間 120分

(C)1989 PARCO

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最終更新日:2024-09-06 02:00:05

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