cfガール 作品情報
しーえふがーる
流葉爽太郎、30歳、才能ある若手CFディレクターだが、その反面、トラブルメーカーとしても有名な男であった。そんな彼が丁度仕事をクビになった時、夜明けの砂浜で偶然、バレエの練習をしている少女。長谷久美子と出会い、彼女の魅力に惹かれてしまうのだった。その夜、六本木のクラブで元恋人の門倉洋子と再会した爽太郎は、彼女の紹介で、S&W社の仕事を引き受ける。冷酷な条件だったが、スタッフの人選権と2倍のギャラでOKしたのだった。数日後、友人リョウとアル中の元プロデューサー熊沢をスタッフに加え、久しぶりに管理されない仲間とのCF撮りに燃える爽太郎だったが、業界の罠に填ったりしてなかなか思うように進まない。そんな時、イタリア製自転車のCF依頼が来た。そして、そのイメージガールに久美子を思い付いた爽太郎は、さっそく彼女をスカウトするが断られてしまう。それでも爽太郎の熱意が通じたのか、ふらっとスタジオに現われた久美子は、素性を一切聞かない事で出演をOKしてくれた。だが、久美子を巡って起こったトラブルによって彼女が財界の大物・長谷周一郎の孫娘である事が判明した。周一郎の圧力によって妨害される撮影であったが、なんとかカナダロケも決まり、ロッキーに降り立つ爽太郎らの前に、遂に周一郎自身が現われた。対立する二人であったが、爽太郎のCFに賭ける熱意に打たれた周一郎は、撮影の協力をしてしまうのだった。
「cfガール」の解説
“コマーシャル”という15秒間の世界に賭ける人間ドラマを描く。喜多嶋隆原作の同名小説の映画化で、脚本・監督は「名門! 多古西応援団」の橋本以蔵、共同脚本は中本博通、撮影は「もっとあぶない刑事」の柳島克己がそれぞれ担当。主題歌は、世良公則(「抱きしめてくれ」)。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1989年10月7日 |
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キャスト |
監督:橋本以蔵
原作:喜多嶋隆 出演:世良公則 高岡早紀 中村久美 我王銀次 長塚京三 アンリ菅野 浜野博子 室田日出男 角野卓造 河原さぶ 斉藤洋介 新井康弘 大谷一夫 栗田芳廣 清水信介 浅野ゆう子 三船敏郎 岡田眞澄 |
配給 | 東映クラシックフィルム |
制作国 | 日本(1989) |
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