ドクトル・ジバゴ 感想・レビュー 4件

どくとるじばご

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P.N.「ウラル=ラーラ、愛の詩」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2025-02-12

ウラル山脈の偉大な愛に育まれた愛の詩。

正に、美しくそびえ立ち、冬は更に、美しくさ極まる。

バラライカが何故か、女性が弾くという設定は、ウラル山脈は、女神が宿っているのだろうか?

ジバコとラーラの娘、トーニャ。ジバコの母の形見のバラライカ、知らないはずの娘は、バラライカの達人。ラーラが美しい娘であるのに対し、娘トーニャの恋人は、美しい顔立ちの青年。

物語の登場人物たちも、様々な民族が上手に共存している。

思想の違いから対立するが、民族同士間の偏見では無いようだ。

馬鹿な子ほど可愛いと昔から言い、馬鹿な程、自分が相手に見破られているのに、賢い様に振る舞う。

ウラル山脈は、母なる存在なのだろう、忍耐強く、我が子が、目覚める様、見守っているのだろう?

原作者は、ウラル山脈のある自らの国を愛したと言います。

昔から、祝福するれば、祝福される。住めば都の言葉通り、自らの存在する場所を祝福すれば、自らも祝福される。

あなたは、自らの存在する場所を祝福していますか?

呪い、汚していますか?

感謝の様に、祝福すれば、あなたは、祝福される存在なのです。

正に、鏡の法則、鏡のゲームなのです。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-04-30

そして1945年の本デビット・リーン監督の名篇が〈逢いびき〉何だ…。此れはノエル・カワード原作でラフマニノフの曲が効果的で在る種の不倫ドラマだけれど、普段妻の事を余り気に掛けていない夫の寛容振りも中々佳い。純愛の関係な丈に思い詰めていて、とても危険な恋の関係とも観られてヘビーな物語だった。此れも又、巨匠デビット・リーン監督らしいかな。〈インドへの道〉等にもこう言うエキセンチリックなタッチが在った。本編での恋愛シーンもそうだけど🎶

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-04-25

本ロシア革命をルポルタージュしたジャーナリストのジョン・リードをウオーレン・ベイテイが熱演・監督したのが映画〈レッズ〉だった…。同じジャーナリスト兼妻役にはダイアン・キートンで作家のユージン・オニール役にジャック・ニコルソン。当時を知る者の貴重な証言を交えた評伝ドキュラマ・スタイルの傑作を産んだ🎵ジョン・リード著作「世界を震撼させた十日間」はルポ記録文学の名著。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-04-05

音楽モーリス・ジャールの「ラーラのテーマ」はデビット・リーン監督の映画〈アラビアのロレンス〉同様に大ヒットし余りにも有名に為った……。其の仕立て屋娘ラーラ役のジュリー・クリステイ嬢と妻役のジュラルデイン・チャップリン嬢の間で気持ちが揺れるのがドクトル役の濃い顔立ちのオマー・シャリフだったー。製作が映画〈ひまわり〉のカロル・ポンテイと在って、ロシア革命を経ての壮大な歴史絵巻の超大作何だ!!

最終更新日:2025-02-21 16:00:01

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