P.N.「ウラル=ラーラ、愛の詩」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2025-02-12
ウラル山脈の偉大な愛に育まれた愛の詩。
正に、美しくそびえ立ち、冬は更に、美しくさ極まる。
バラライカが何故か、女性が弾くという設定は、ウラル山脈は、女神が宿っているのだろうか?
ジバコとラーラの娘、トーニャ。ジバコの母の形見のバラライカ、知らないはずの娘は、バラライカの達人。ラーラが美しい娘であるのに対し、娘トーニャの恋人は、美しい顔立ちの青年。
物語の登場人物たちも、様々な民族が上手に共存している。
思想の違いから対立するが、民族同士間の偏見では無いようだ。
馬鹿な子ほど可愛いと昔から言い、馬鹿な程、自分が相手に見破られているのに、賢い様に振る舞う。
ウラル山脈は、母なる存在なのだろう、忍耐強く、我が子が、目覚める様、見守っているのだろう?
原作者は、ウラル山脈のある自らの国を愛したと言います。
昔から、祝福するれば、祝福される。住めば都の言葉通り、自らの存在する場所を祝福すれば、自らも祝福される。
あなたは、自らの存在する場所を祝福していますか?
呪い、汚していますか?
感謝の様に、祝福すれば、あなたは、祝福される存在なのです。
正に、鏡の法則、鏡のゲームなのです。