セ・ラ・ヴィ(1990) 作品情報
せらびぃ
一九五八年夏、リヨン。一三歳のフレデリック(ジュリー・バタイユ)と八歳のソフィー(カルディス・ルフラン)はラ・ポールへヴァカンスに行くので大はしゃぎ。ところが父ミシェル(リシャール・ベリ)は仕事のためにリヨンに残り、母レナ(ナタリー・バイ)は突然パリに行ってしまった。姉妹は仕方なく二人でラ・ボールの別荘へ向かった。メイドのオデット(ヴァレリア・ブルーニ・トデッシ)は意地悪だったが、親類のマンデル一家も来ていて、毎日楽しい日々を過ごす姉妹。次第にフレデリックは長男のダニエル(アレクシス・デルロン)に恋心を抱くようになる。そこへやっとレナがやって来るが、恋人ジャン・クロード(ヴァンサン・ランドン)も一緒だった。レナは離婚して親子三人で暮らすことを子供たちに打ち明けると、その準備のために再びパリに向かった。今度は突然ミシェルがやって来た。ミシェルは子供たちに、自分と一緒に暮らすように説得する。そしてレナがパリから戻ってくると、夫妻は子供たちの前でつかみ合いの喧嘩をする。翌日からレナと姉妹はマンデル一家の家に移った。両親の苦しみをよそに、ミシェルはレナにやり直そうと提案するが、レナは冷たく拒絶し、一家が元に戻ることは二度となかった。こうして夏は終わったのだった。
「セ・ラ・ヴィ(1990)」の解説
一九五八年の夏のリヨンを舞台に、ある一家の最後のヴァカンスを描く人間ドラマ。監督・脚本は「愛のあとに」のディアーヌ・キュリス。エグゼクティヴ・プロデューサーはロベール・ベンムッサ。共同脚本はアラン・ル・アンリ。撮影は「ジョニーの事情」のジュゼッペ・ランチ。音楽は「ピストルと少年」のフィリップ・サルドが担当。出演は「夏に抱かれて」のナタリー・バイ、「男と女II」のリシャール・ベリ、「ラ・ブーム2」のザブー、「サブウェイ」のジャン・ピエール・バクリ、「僕と一緒に幾日か」のヴァンサン・ランドンなど。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1993年8月28日 |
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キャスト |
監督:ディアーヌ・キュリス
出演:ナタリー・バイ リシャール・ベリ ザブー ジャン・ピエール・バクリ ヴァンサン・ランドン ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ ディディエ・ベニューロ ジュリー・バタイユ カルディス・ルフラン アレクシス・デルロン Emmanuelle Boidron Maxime Boidron Benjamin Sacks |
配給 | オンリー・ハーツ=セテラ |
制作国 | フランス(1990) |
上映時間 | 100分 |
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