祝福 作品情報

しゅくふく

祥林嫂(白楊)は、浙江省の貧しい農家に嫁いだが、半年後に夫と死別、婚家にこき使われた末、山奥に住む賀老六(魏鶴齢)に嫁がされた。二番目の夫、賀老六は予想に反して優しい男だった。一年後には息子も生まれ幸せな日々が続いたが、それもつかの間、息子が狼にさらわれ、息子を追いかけた夫も力尽きて急死してしまう。薄幸な女祥林嫂は再び女中になったが、不吉な運命の女と周りから罵られる。厄払いを頼むが誰も引き受けてくれず、ついに奉公先を追われた彼女は人々が喜びに湧く旧正月の雪の夜、ただ一人力尽き息絶える。

「祝福」の解説

世界的文豪魯迅の原作を映画化した文芸作品。清朝末期に生きる一人の薄幸な女性の半生を描く。新中国誕生後最も早い時期に国際的な評価を得、第十回カルロヴィヴァリ国際映画祭特別賞を受賞した。白楊三六歳のときの代表作でもある。監督はサン・フー。脚本はシア・イェン。撮影はチエン・チアン。美術はチー・ニン。音楽はリウ・ルーツォン。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 1993年2月20日
キャスト 監督サン・フー
原作魯迅
出演パイ・ヤン フー・ラオリウ スー・リン ティーリー クワン・ツォンシァン
配給 東光徳間
制作国 中国(1956)

ユーザーレビュー

レビューの投稿はまだありません。

「祝福」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。

最終更新日:2022-07-26 11:03:55

広告を非表示にするには