大いなる河の流れ 作品情報
おおいなるかわのながれ
北アメリカを雄々しく流れるセント・ローレンス河。そこには美しい自然があった。河を泳ぐ魚やクジラ、カツオドリなどの鳥たち、流域のトナカイのような獣たち。インディアンたちは動物を必要最小限しか捕らなかったが、新たにヨーロッパ人たちが入り込み、開発を進める。魚や動物を乱獲し、商売にする人たち。20世紀には河の汚染も進み、ついには何も生物が住めなくなってくる。だが、やがて河は力強く再生するであろう。
「大いなる河の流れ」の解説
北アメリカを流れるセント・ローレンス河と人間との関わりの歴史をとらえた短編アニメーション。監督は「木を植えた男」のフレデリック・バックで、この作品に6年の歳月をかけた。製作はユベール・ティソン、脚本はバックとティソン、音楽は「木を植えた男」など、バック作品には欠かせないノーマン・ロジェとデニス・シャルラン。公開は日本語版で、ナレーションを江守徹が担当。ちなみにフランス語版ではポール・エベール、英語版ではドナルド・サザーランドが担当した。2011年7月2日より東京・神保町シアターにて開催された「木を植えた男。フレデリック・バックの世界」にてリバイバル上映。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1994年10月15日 |
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キャスト | 監督:フレデリック・バック |
配給 | パイオニアLDC |
制作国 | カナダ(1993) |
上映時間 | 24分 |
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