追想のワルツ 作品情報
ついそうのわるつ
デンマークの田舎町に住む老夫婦、カール(フリッツ・ヘルムース)とレギッツェ(ギタ・ノービィ)はある夏の日、家族や旧友たちを招いてホームパーティーを開く。懐かしい顔の数々にはしゃぐレギッツェ。しかしカールの思いは複雑だった。彼は黙っていたものの、実はガンに冒されていたのである。そしてそんな彼の心を横切るのは50年前のあの頃のことだった。デンマークへのドイツ軍の侵攻が続く中、若き日のカール(ミカエル・ヘルムース)は町のダンスでレギッツァ(リッケ・ベンツェン)を見染めた。やがて2人は結婚し、息子のジョンが生まれるが、生来派手好きで、結婚前から男友達とのつきあいも激しかったレギッツァと、カールの間にはいさかいが絶えなかった。そして成長したジョンはそんな2人に反抗して家出をしてしまう。今は平穏そのものにみえる2人の人生も、その道のりにはこのように様々な喜びと悲しみがあり、必ずしも平坦なものではなかったのである。パーティーが終わり、客がみな帰って再び二人きりになったカールとレギッツァは人生の黄昏をかみしめ合うのだった。
「追想のワルツ」の解説
ホームパーティーの一日、家族や友人に囲まれてある一組の夫婦が回想する50年間に渡る人生模様を描くドラマ。製作はラーシュ・コルビ、マーサ・クリステンセンの原作を基に監督・脚本は「貴族にされた酔っぱらい」のカスパー・ロストルプ、撮影はクラウス・ローフ、音楽はフッシが担当。出演はフリッツ・ヘルムース、リッケ・ベンツェンほか。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1991年2月16日 |
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キャスト |
監督:カスパー・ロストルプ
原作:マーサ・クリステンセン 出演:フリッツ・ヘルムース ミカエル・ヘルムース ギタ・ノービィ リッケ・ベンツェン ヘニング・モリッツェン アン・ワーナー・トムセン |
配給 | アルバトロス・フィルム |
制作国 | デンマーク(1989) |
上映時間 | 90分 |
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