バチ当たり修道院の最期 作品情報

ばちあたりしゅうどういんのさいご

ヘロイン中毒の恋人ホルへ(ウィルモア)が死んだことに恐怖を抱いたナイトクラブの歌手ヨランダ(クリスティーナ・サンチェス・パスクァル)は、かつて彼女のファンだという尼さんからもらった名刺を頼りに、その修道院を訪ねる。その頃修道院では、侯爵の死で、尼長(フリエタ・セラーノ)は侯爵婦人(マリー・カリーリョ)から献金の停止を申し渡され、閉鎖の危機を迎えていた。ここの修道女たちは風変りな女性ばかり。尼長はヤク中のレズビアン、LSD中毒の肥溜尼(マリサ・パレデス)、官能小説の作家どふねずみ尼(チェス・ランプレアヴェ)、虎を飼っている偏執狂の墜落尼(カルメン・マウラ)、神父(マヌエル・サルツォ)に熱をあげる毒蛇尼(リナ・カナレハス)。やがて修道院閉鎖の時がやって来た。どぶねずみ尼はアフリカへ旅立ち、堕落尼は田舎へ帰る。毒蛇尼は神父との愛に生き、ヨランダは侯爵夫人と修道院を出て行った。そして肥溜尼と共に修道院に残された尼長は、ヨランダと神に見放され、悲嘆の涙を流すのだった。

「バチ当たり修道院の最期」の解説

型破りな尼僧の集まった風変りな修道院の奇妙な生態を描くブラック・コメディ。製作はルイス・カルヴォ、監督・脚本は「神経衰弱ぎりぎりの女たち」のペドロ・アルモドバル、撮影はアンヘル・ルイス・フェルナンデス、音楽はカム・エスパーニャが担当。出演はクリスティーナ・サンチェス・パスクァル、フリエタ・セラーノほか。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 1989年12月9日
キャスト 監督ペドロ・アルモドバル
出演クリスティーナ・サンチェス・パスクァル フリエタ・セラーノ マリサ・パレデス リナ・カナレハス カルメン・マウラ チェス・ランプレアヴェ マリー・カリーリョ マヌエル・サルツォ
配給 ユーロスペース
制作国 スペイン(1983)

ユーザーレビュー

レビューの投稿はまだありません。

「バチ当たり修道院の最期」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。

最終更新日:2022-07-26 11:03:56

広告を非表示にするには