ロミオとジュリエット(1968) 感想・レビュー 2件

ろみおとじゅりえっと

総合評価4.5点、「ロミオとジュリエット(1968)」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。

P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2023-11-09

モンタギュー家とキャピュレット家、両家の大人が対立しているために、悲恋に終わってしまう若者たち。

ラブストーリーの古典中の古典であり、何度も映画化されているし、シェークスピアを換骨奪胎して作り上げた、ミュージカルの「ウエスト・サイド物語」などもある。

だが、シェークスピアをそのまま映画にしたものから一つを選ぶとすれば、フランコ・ゼフィレッリ監督の「ロミオとジュリエット」ということになるだろう。

フランコ・ゼフィレッリ監督は、演劇界の重鎮演出家でもあるから、さすがに悲劇として大団円に向けて盛り上げていく、緊迫感の醸成は絶妙だ。

だが、彼は古典を現代に蘇らせる仕掛けも施した。
16世紀のコスチュームを身にまといながらも、中身は現代の若者の男女の気持ちを、ストレートに押し出した。

動きは早く、軽い身のこなし、だからベッドシーンも節度を保ちながら、大胆に繰り広げられる。

とりわけ、ジュリエットを演じたオリビア・ハッセーは、この映画で一躍、世界的なアイドル・スターとして躍り出たのも頷ける。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2022-11-21

💃NHKBSのPREMIUM theaterでシュツットガルド・バレエ団のプロコフィエフ作曲〈ロメオとジュリエット〉2017を視聴していてミュージカルの〈ウエストサイド物語〉や初々しい感性のフランコ・ゼッフェレリ監督の本篇やS・M・エイゼンシュテイン監督の歴史劇映画〈イワン雷帝〉等鮮烈なシーンが甦って来た🕺

最終更新日:2023-11-19 16:00:02

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